「BMWが30万元(約690万円)値下げ」というキーワードが最近、中国のネット上で人気トレンドに入りました。年初以来、BMW中国は中国市場で31車種の自動車小売価格を調整しました。
具体的に見ると、BMWのフラッグシップモデルのi7 M70Lは、30万1000元(約692万円)の値下げとなり、元の定価189万9000万元(約4370万円)から159万8000元(約3680万円)へ16%値下がりしました。値下げ幅が最も大きい車種iX1 eDrive25Lは、定価29万9900元(約690万円)が22万8000元(約524万円)となり、値下げ幅は24%となりました。
BMWによる今回の大幅な販売価格調整の背景には、複雑な市場の要因があるとみられています。市場環境から見ると、現在の自動車販売市場の競争は極めて激しいことが挙げられます。中国国産新エネルギー自動車メーカーAITO(アイト、問界)、理想汽車(リ・オート)、零跑汽車(リープモーター)などが急速に台頭し、中高級車市場において、BMWなど伝統的な高級車メーカーに強い競争圧力を加えています。販売台数の減少がBMWの値下げ原因の一つだとみられています。中国市場におけるBMWの販売台数は、2025年に12.5%減少しました。
BMWは、2030年までに純電気自動車(BEV)が世界全体の販売台数の半分を占めるという明確な目標を打ち出しました。これまで、BMW、メルセデスベンツ、アウディなどの各社は未来に向けて、電動化・デジタル化戦略を明らかにしました。今後の製品ラインナップや市場戦略の調整が引き続き注目されています。











