中国のSNS・小紅書(RED)に16日、「日本は本当に滞在するのに適さなくなったのか」と題する投稿があり、注目を集めた。

投稿者は「なぜ最近、日本を離れる人が増えてきたのか。

周囲でも日本を離れようとしている人が少なくない。身分(永住権などのステータス)を取得してから離れるなら理解できるけど、退職あるいは退学してそのまま帰国したり、第三国へ移ったりするケースが多い」とし、「(日本で)長年努力してきたのに、なぜ慌てて離れるのか。その理由を知りたい」とつづった。

この投稿には300件余りのコメントが寄せられており、最も共感を集めたのは「私が思うに、こっち(日本)の給与はもう帰国してもしなくてもどっちでもいいレベルになっている。残る人は日本のわずかな医療資源や社会秩序を求めているが、外国人がこれらを今後も享受できるかについては不確実性が増している。春節(旧正月)に中国に帰国して先週(日本に)帰ってきたばかりだけど、この1週間で差別が増えたことを明らかに感じる」との声だった。

また、「日本経済は明らかに右肩下がり」「主に、日本では収入が低すぎること。国は小さく、家は狭い。それからすごく抑圧的。月収が手取りで35万円を超えている人なんて、日本人も含めてそんなにいない。生活するのに疲れる感じがする」「私は交友関係が狭いけど、知り合いの1人は留学が終わった直後に帰国し、同僚の1人は来月仕事をやめて帰国する予定。私も来年、ビザが切れるタイミングで帰国するつもり」「私と夫は来月帰国する。

主な理由は日本は稼げないから。中国の方がはるかに高い給料をもらえるし、補助もたくさん付く」といった声も見られた。

さらに、「理由はたくさんあるけど、身分(永住権など)はもはや役に立たなくなっている。なぜって日本には将来性がないから」「理由はレートがひどいことと、排外主義がますますひどくなっていること。この2点が悪性循環になっている。能力がある人は日本を出た方がいい。泥舟と一緒に沈むことはない」「能力があるならそれは違う国に行くでしょうよ。今では日本の若者でさえオーストラリアに出稼ぎに行ってるんだから。年収が数百万あったって、今の為替レートでは何にもならない。日本経済も目に見えて衰退している」とのコメントも寄せられた。

一方で、「帰国すると言っている人のIPアドレスはたいてい日本のまま」「帰国したら良い暮らしができるような口ぶりの人がいるけど、たいていの人が口だけ」「実際のところ、日本に残れる人は軽々に帰国したりしない。帰国したがる人のほとんどが(何らかの理由で)残れなくなった人だ」「最悪の為替レート(日本)と最悪の就職環境(中国)、どちらかを選んで自分で決めなさい。

ちなみに私は半年前に帰国した人がまた日本に戻ってきたのを見ている」「ちなみに、私の周りには日本を離れる人はいないよ」といった声も。

また、「日本は今、私のように家庭環境が不幸で、物事をきっちりやるタイプだけど帰国しても良い仕事が見つからないという人には合ってる。能力がある人は、どこへ行っても良い生活ができるだろうね」「日本が自分に合っているかどうかは関係ないと思う。他国に行けるだけの能力があるか、帰国した後に安定した仕事を探せるかどうかの問題」「春節に中国に帰国して分かったけど、国内の都市の発展はものすごい。飲食はもう日本を圧倒している。日本に戻ってきたら監獄のよう。それでも、日本には安定した仕事があるし、疲れもしない。当面は帰国するつもりはない」など、消極的な理由で日本にとどまるという意見も散見された。(翻訳・編集/北田)

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