2026年3月26日、中国メディアの毎日経済新聞は、独フォルクスワーゲン(VW)グループ傘下のチェコ自動車ブランド「シュコダ」が、2026年半ばをもって中国市場での新車販売を終了すると報じた。

記事は、VW中国が取材に対し、シュコダがグローバル戦略を見直し、インドや東南アジア諸国連合ASEAN)など高成長が見込まれる市場へ経営資源を集中させる方針を明らかにしたと紹介。

実際にシュコダのインド工場における2025年の生産台数は約7万4000台に達し、前年の約3万3000台から倍増しており、戦略転換の裏付けになっていると伝えた。

また、中国市場に参入して約20年の歴史を持つシュコダには300万人以上の既存顧客がおり、販売終了後も保証やアフターサービスは継続して提供されると説明。ブランドとしての新車展開は終了するものの、既存オーナーへのサポートは維持される方針を強調したことを紹介している。

記事は一方で、VWがグループ全体としての中国重視の姿勢を改めて示していることに言及。中国国内に約40の工場を擁するほか、ドイツ本社以外で最大規模の研究開発拠点「VCTC」を設立し、現地パートナーと連携して中国市場向けの電動化プラットフォームやソフトウエア開発を加速させていると伝えた。(編集・翻訳/川尻)

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