中国メディアの毎日経済新聞は29日、中国で不妊不育(不妊症や不育症)が年々増加していると報じた。
米コンサルティング会社フロスト&サリバンがこのほど発表した「2026年中国生殖補助医療業界の発展現状および将来動向白書」によると、中国の不妊夫婦の数は年々増加しており、20年の5480万組から25年には6060万組に増えた。
高齢による不妊割合の上昇や治療の普及率向上を背景に、中国の生殖補助医療の需要は拡大しており、市場規模は30年に630億元(約1兆4500億円)に達すると予測されている。
中国のネットユーザーから寄せられたコメントで最も共感を集めたのは「かわいくて優しい赤ちゃんたちがみんな、子どもを心から望み、愛し、大切にする家庭に生まれてきてほしい」だった。子どもへの虐待やネグレクトが問題になっていることを念頭に置いたコメントとみられる。
また、不妊や不育については「食の安全問題」「遺伝子組み換え食品せいではないか」「21年の『中国衛生健康統計年鑑』では、続発性不妊のうち女性の80%に人工妊娠中絶の経験があると記されている」「晩婚化、出産の高齢化」「以前は出産年齢が早く、30代後半や40代で子どもができないのは一般的な生理現象と考えられていた。現在は初婚年齢が30歳前後かそれ以上。いざ妊娠を望んでも難しいことに気づき、医師の診察を受けて不妊と診断されるケースが多い」といった意見が出た。
このほか、「これは逆に良いこと」「自分ですら満足に養えないのに子どもなんて」「仕事が忙しすぎて休みも取れないのに、誰が子どもを産みたいと思うのか」「子どもは午後4時半に学校が終わる。私たちは午後5時半に仕事が終わる。どうやって迎えに行けばいいの?」「今は人工知能(AI)があるから人間はそんなに必要ない」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)











