中国の国有銀行、中国工商銀行(ICBC、以下、工行)がこのほど公表した2025年年次報告書によると、2025年の総資産は53兆4800億元(約1230兆円)に達し、世界で初めて総資産が50兆元(約1150兆円)を超えた銀行となりました。

データによると、2025年に工行は営業収益が前年比1.9%増加し、8013億9500万元(約18兆4320億円)を達成しました。

純利益は前年比1.0%増加し、3707億6600万元(約8兆5300億円)でした。利息収益は0.4%減少し、6351億2600万元(約14兆6100億円)でした。非利息収益は11.8%増加し、1662億6900万元(約3兆8200億円)でした。資産の質の面では、2025年末の工行の不良債権率は1.31%で、2024年末の1.34%から3ベーシスポイント低下しました。

また、2025年は合計1106億元(約2兆5400億円)の現金配当を予定しており、うち504億元(約1兆1600億円)はすでに中間配当として支払われ、さらに年末配当として602億元(約1兆3800億円)を追加で配当する予定です。年間平均株価に基づくと、A株とH株の配当利回りはそれぞれ4.22%と5.99%に達します。

工行の劉珺総裁は、「複雑で変化の多い外部環境に直面しながら、常に実体経済へのサービスを通じて自らの経営の質と効率を向上させている」とし、2026年には総合化サービスの拡大、グローバル統合経営の強化に重点を置き、同時にデジタル・インテリジェンス化の発展を絶えず推進していくと表明しました。(提供/CGTN Japanese)

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