2026年3月30日、中国のポータルサイト・捜狐に「銀魂」の作者・空知英秋氏の7年ぶりの新連載「2年B組 勇者デストロイヤーず」が始動すると紹介した記事が掲載された。
記事は、「もしあなたが長年の二次元ファンであれば、きっとこうした感覚を知っているはずである。まだ描き続けると思っていた作家が、ある日突然筆を置いてしまう。ずっと続くと思っていた作品が、ある日突然終わりを迎えてしまう。19年に『銀魂』が完結したときも、まさにそんな感覚であった」と述べた。
その上で、「同作は、ギャグ、ツッコミ、パロディー、オマージュ、熱血、シリアスといった本来相反する要素をすべて詰め込まれながら、空知英秋氏の手によって見事に一つにまとめ上げられていた。しかも、それが抜群に面白いのである。そして、この『最も型破りな男』がこのまま引退するのではないかと思われていたその時、7年の時を経て、彼は突如として戻ってきたのである」と言及した。
また、「この7年は、長いようで短いが、決して軽い時間ではない。漫画家にとっては、新人がデビューし、打ち切られ、そして業界を去るまでを一巡できるほどの期間である。しかし空知氏は『銀魂』に登場する突然姿を消すキャラクターのように、きっぱりと表舞台から退いていた。だからこそ今回の復帰は、より深く考察する価値がある。すでに代表作を描き終えた作家が、なぜ再び筆を取ろうとしたのか」と問い掛けた。
記事は、「新連載のタイトルは『2年B組 勇者デストロイヤーず』である。このタイトルには、どこか既視感がある。『2年B組』という言葉からは学園の日常の空気感が漂い、一方で『勇者デストロイヤーず』は一転してファンタジー、さらにはアンチテンプレ的なにおいを帯びる。さらに『ず』という複数形であることから、群像劇的な混沌(こんとん)を予感させる。まるでかつての『銀魂』を思わせるようだ」と論じた。
その上で、「現時点で、ストーリーに関する公式情報は一切公開されていない。通常であれば、新連載はある程度の設定が事前に公開され、読者に期待を持たせるものだが、今回はそれがない。いかにも空知氏らしい『先に知りたい? それなら教えない』という姿勢である。しかし正直なところ、多くの人が気にしているのは、第2の『銀魂』を描くのかどうかだろう。結論から言えば、その可能性は低いと思われる」とした。
さらに、「自虐的なユーモアと真剣な物語を両立させるあのバランスは、容易に再現できるものではない。同じものをもう一度描こうとすれば、それはむしろ不自然なものになりかねない。別の見方をすれば、この新連載はある意味で『リスク』とも言える。かつては期待がなかったからこそ自由に振る舞えたが、今ではその一挙一動が厳しく注視されることになるからだ」と指摘。「読者は無意識のうちに、かつての雰囲気があるか、笑いは十分か、展開にあの頃のような意外性があるかを比較する。もしそれが満たされなければ『才能が枯れた』と評価されてしまうのだ。この問題は多くのベテラン漫画家に共通し、鳥山明氏でさえ例外ではなかった」と述べた。
一方で、「空知氏はもともと型にはまったやり方をする作家ではない。4月20日『2年B組 勇者デストロイヤーず』が連載開始となる。どのような物語になるのかは、現時点では誰にも分からない。作風がどう変わるのかも、不明である。今回、彼は何を見せてくれるのか。失敗に終わる可能性もあれば、再び伝説となる可能性もある。いずれにせよ、見届ける価値は十分にある作品である」と強調した。
この情報に中国のネットユーザーからは「まさか新作が出るなんて」「いいね!。設定だけで面白そう」「空知先生ずっと待ってました…」「待ちきれない、めっちゃ楽しみ!」「え、まだ新作描いてるの。楽しみすぎる!」「まさか空知英秋の新作に立ち会えるとは、うれしい!」などと、驚きや期待の声が寄せられた。
また、公開された同作のカラーイラストに対しては「やっぱり赤い瞳が好きなんだね」「なんか知ってるキャラたちが別の役で演じてるみたいな既視感ある」「白い天然パーマ描き終わったと思ったら、今度は黒い天然パーマかよ(笑)」「なんか(『銀魂』の土方十四郎(ひじかたとうしろう)と坂田銀時(さかたぎんとき)の息子と、沖田総悟(おきたそうご)と神楽(かぐら)の娘って感じ」とのコメントが書き込まれた。(翻訳・編集/岩田)
空知英秋の新連載4月20日スタート!
— オリコンニュース【アニメ】 (@oricon_anime_) March 29, 2026
『銀魂』完結以来、約7年ぶり
『2年B組 勇者デストロイヤーず』https://t.co/3CcCXifLaB
春のジャンプ新連載発表
4/6『ロクのおかしな家』:中村充志
4/13『夏と蛍籠』:里庄マサヨシ pic.twitter.com/kMxW5xLXeu











