航空エンジンや航空材料の開発・製造に従事する中国航空発動機集団(AECC)が3月29日明らかにしたところによると、同集団傘下の湖南動力機械研究所の水素エネルギー航空動力チームが独自に開発したAEP100液体水素燃料ターボプロップエンジンはこのほど、地上の試験環境に基づく点火と性能調整試験を順調に完了したとのことです。これは、中国が液体水素燃料を用いる航空タービン動力の核心技術を攻略したことを示しています。
今回の試験実施期間中、エンジンと液体水素輸送システムの各項目の指標はいずれも正常で、全状態において安定して稼働しました。
水素エネルギー航空動力チームによると、液体水素は極めて高いエネルギー密度と炭素排出ゼロの特徴により、航空業界の脱炭素化を実現する理想的な経路と考えられています。今回のAEP100液体水素燃料ターボプロップエンジン試験は、液体水素航空エンジンの技術的な実現可能性を検証しました。
今後については、液体水素航空エンジン技術は近い将来まず無人空中物流や地域航空などの分野で先行して応用され、その後徐々に幹線航空へ拡大し、グリーン水素の製造、水素の液化、低温貯蔵輸送、充填インフラなどを含む産業チェーンを活性化させることが期待されています。(提供/CGTN Japanese)











