ナシの栽培技術や遺伝的特性、産業政策などの情報について知りたい場合、大規模言語モデル(LLM)「問梨」に質問すれば、専門家レベルの解決策を得ることができる。中国で世界初のオープンに利用可能な梨業界特化型LLM「問梨」が28日に公開された。
「問梨」は果樹農家が直面する疑問に答えるだけでなく、科学研究の推進や産業の意思決定を支援することもできる。
張教授は、「『問梨』には同チームによるナシの全ゲノム精密マップなどの分子遺伝学研究の成果が組み込まれている。一つの指令を出すだけで、標的遺伝子を迅速に特定し、配列特性や機能注釈などの情報を取得できる。これにより、研究者がナシの重要形質の遺伝メカニズム解明や分子育種を行う際の補助となり、育種家が遺伝資源のイノベーションに専念できるよう促すことで、画期的な品種育成を加速させる」と語る。
また、国家現代農業(ナシ)産業技術体系が長年蓄積してきた産業データに基づき、このモデルはワンクリックで産業発展報告書を生成することも可能だ。政府当局、業界団体、経営主体に対して、科学的で信頼性の高い意思決定の参考資料を提供する。
「問梨」というLLMの誕生には、国家現代農業(梨)産業技術体系内の40名を超える各分野の科学者や総合試験ステーション責任者の集団的知恵と産業サービスの経験が結集されている。同体系の栽培・土壌肥料機能研究室室長の陶書田(タオ・シュウティエン)氏は、「モデルの花芽調節や樹体管理といった重要な工程における知識構築において、チームの長年にわたる圃場試験データや栽培技術の成果を融合させている。データ構築に関しては、国内外の学術著作、コアジャーナル、業界レポートなどの体系的な集約により、5億トークンを超える高品質なナシ分野専用コーパスが構築された」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)











