重慶市第6期人民代表大会常務委員会はこのほど、「重慶火鍋産業発展促進条例」を審議・可決しました。本条例は5月1日から施行されます。

本条例は中国初の火鍋産業に関する地方法規として、飲食業界の細部に焦点を当てた立法であり、重慶火鍋のブランド効果を生かし、産業発展による「ボーナス」を共有することを目指しています。

「重慶火鍋」とは、重慶発祥の地方料理です。独特な製法で食材を炒めて煮込み、スープのベースと合わせた「麻辣」という激辛でしびれるうま味と香りが特徴で、四川や重慶地域の飲食文化と風俗習慣を代表しています。今回制定された「条例」は全28条からなり、火鍋産業の発展における重要な側面について産業全体を見通した体系的な計画づくりを行い、火鍋産業の分散的な経営から集積化・大規模化・標準化への移行を促し、原材料の栽培・養殖、加工製造、飲食消費などの各段階を効果的に統合し、産業全体の競争力を高めることを目的としています。

「条例」ではまた、イノベーション・デジタル化・標準化という三つの側面から、重慶火鍋を従来の「経験主導」から「科学主導型」へと転換させ、人材育成体制の整備を明確にし、「火鍋調理師」の研修および職業技能検定を実施することも盛り込んでいます。「条例」ではさらに、ブランド育成と文化発信の仕組みを体系的に整備し、重慶火鍋を地方の名物料理から世界的なグルメへと押し上げることを目指しています。(提供/CGTN Japanese)

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