2026年4月3日、韓国メディア・朝鮮日報は、韓国の地方私立大学で中国人留学生100人以上が偽の卒業証書を使って編入していた問題が発覚したと報じた。

記事によると、韓国法務部の出入国・外国人庁は今年1月、光州市の湖南大学の本部や国際交流部門を家宅捜索し、中国人留学生112人が虚偽の学歴書類を提出して編入していた事実を確認した。

留学生らは当初、高卒資格の語学研修ビザ(D-4)で入国。その後、米国の大学卒業証書を提出して編入し、留学ビザ(D-2)へと変更していたという。しかし、提出された卒業証書の大学は、00年代後半に認可が取り消された、いわゆる幽霊大学だったことが判明した。

この制度では、海外大学の学位を持つ学生が編入すると、1~2年で卒業できるため、短期間で学位取得と長期滞在が可能になる仕組みだったとみられている。関係当局によると、対象となった留学生の大半はすでに昨年12月までに中国へ帰国しており、韓国内に残っていた5人については強制退去措置が取られたという。

大学側は「学生が虚偽の学歴を提出していたことは把握していなかった」と説明し、現在海外にいる学生については休学扱いとし、再入国時には強制退去対象であることを通知しているとしている。

これについて、韓国のネットユーザーからは「100人以上って規模が大き過ぎる」「これは組織的なものだろう」「大学側が気づかなかったのは問題だ」「どうやって審査を通ったのか理解できない」「制度の抜け穴があったのでは」などの声が上がった。

また、「すでに帰国しているなら処罰は難しいのでは」「こういうケースは氷山の一角かもしれないから、厳しく追求してほしい」「他の大学も調査すべき」「短期間で卒業できる仕組み自体が問題」「外国人留学生管理をもっと厳しくすべき」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)

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