ドイツで4月1日に発表された最新の調査によると、ドイツ人の9割以上は人工知能(AI)がディープフェイクに利用されることを憂慮しているとのことです。

ドイツの調査会社インフラテスト・ディマップ社が3月30日から31日にかけて、ドイツの成人1316人を対象に電話やインターネットを利用した調査を行ったところ、対象者の53%がAIがディープフェイクコンテンツの生成に使われるリスクが「非常に高い」と考え、38%が「高い」と考えていることが分かりました。

ディープフェイクとは、AI技術を用いて映像や画像、音声を合成して改ざんし、本物に近い偽のコンテンツを生成することです。近年になりAIの大規模言語モデルの急速な発展に伴い、AI技術を利用してディープフェイクコンテンツを生成し、ネット上で拡散する事態がしばしば発生しています。一方で、多くの国では生成AIに関する監督管理の法規がまだ完備していないのが現実です。

この調査によると、AIに対する懸念としては、AIが生成したフェイクニュースを見分けにくいこと以外にも、雇用がAIに取って代わられることなどが挙げられています。回答者の38%は今後5年以内にAIによって生活が改善されるだろうと考えており、45%はAIによって自分の生活が悪化するだろうと考えています。18~34歳の若年層のうち、51%はAIが生活を改善できると信じています。(提供/CGTN Japanese)

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