中国では近年、「関連グッズ」などのキャラクター商品が、それまでの「オタク市場向け」でなく、普通の人々の視野にもますます入ってきて、文化消費分野における新たな注目点になっています。

IP(知的財産権)関連商品の収集やバッジやスタンドといった流行商品の購入とカスタマイズなど、「グッズ経済」が盛り上がり続けていることは、若年層の消費ニーズの高度化を反映しているだけでなく、中国の文化消費の多角的な発展と新たな潮流を描き出しています。

中国の「グッズ経済」の市場規模は2024年には前年比40.63%増の1689億元(約3兆9100億円)に達し、2029年には3000億元(約6兆9500億円)を超える見込みとのことです。

「中国発のIP」の成長は、グッズ市場の構成を変えつつあります。国産アニメとゲームの派生商品の売上高は近年になり増え続けており、ますます多くの自国IPによる商品が販売店の目立つ場所に置かれています。「グッズ経済」は同時に、商業地域や文化と観光のシーンと深く融合し、消費市場をさらに拡大しています。

専門家は、「『グッズ経済』を発展させるためには、製品の品質の絶対確保を土台にしたうえで、中国の特色を持つ文化要素を取り入れる必要がある。中国はこのことでグッズ消費大国からグッズの創出大国に変貌し、文化産業の質の高い発展に活力を注ぐことができる」と分析しています。(提供/CGTN Japanese)

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