中国の高速鉄道車内で子どもが騒ぎ続けていることに立腹した男子大学生が一喝したことについて、ネット上で賛否の声が上がっている。中国メディアの瀟湘晨報が5日付で伝えた。
騒動があったのは、杭州東駅から阜陽西駅へ向かうD5532列車の車内。同じ車両内の子どもがあまりにうるさかったため、男子大学生の陳(チェン)さんが「いったい誰の子どもだ!静かにできないのか!?乗車してからずっと騒いでいるじゃないか!親は注意できないのか!?」と一喝。すると、車内は静まり返った。
この様子を撮影した映像がSNSに投稿されると、「よく言ってくれた」「公共の場では最低限のマナーを守るべきだ」など、陳さんを支持する声が多く上がる一方、「子どもをしつけるのがどれだけ大変か分かっていない」「列車内の『静かに』という注意はあくまで呼び掛けであって強制ではない」「公共の場で子どもが完全に静かにする義務はない」といった批判が寄せられたという。
陳さんは中国メディアの取材で当時の経緯について、「乗車してまもなく車内で子どもが騒ぎ始め、それが長時間続き、周囲の乗客に影響が出ていた。乗務員に何度か伝えたが状況は変わらなかった。我慢の限界だったのでやむを得ず大声で注意したところ車内は静かになり、その状態は降車まで続いた」と振り返った。
その上で、「子どもが泣くこと自体は自然なことであり、保護者の苦労も理解できる」としつつ、「保護者は他の乗客への配慮として、最低限の監督責任を果たすべき」と主張。「切符を購入している以上、こちらも静かな環境で移動する権利がある。我慢を強いられるサービスを買ったわけではない」と訴えた。
また、自身に多くの支持が集まる一方、批判や誹謗中傷も寄せられていることについて「『我慢すればいい』という姿勢では公共の秩序は保たれない。みんなが沈黙すれば、不適切な行為はむしろ助長される」とし、「保護者が他者への配慮を示すことが、子どもにとっても重要な教育になる」との考えを示した。
中国の鉄道サービス「12306」のカスタマーサービス担当者は「車内で騒音トラブルなどがあった場合は乗務員に相談することが可能だが、対応はあくまで注意や呼び掛けに限られ、強制力のある措置を取ることは難しい」とし、今回のケースについて「利用者の意見として上層部に報告する」としている。(翻訳・編集/北田)
— 中国動画 (@RC00547555) April 6, 2026











