中国メディアの快科技によると、江蘇省蘇州市の動物園「上方山森林動物世界」でこのほど、中国に残り1匹となったシャンハイハナスッポンの「蘇蘇(スースー)」が珍しく姿を見せ、多くの来園者の目を引き付けた。スースーの推定年齢は100歳を超える。

世界で最も絶滅の危機が差し迫っているカメとされるシャンハイハナスッポンは、「世界で最も孤独な動物」とも呼ばれ、中国で国家1級重点保護野生動物に指定されている。

世界最大級の淡水カメであるシャンハイハナスッポンは肉食性で、生息環境に対する要求が高く、生存には広大な水域と豊富な食物資源を必要とする。かつては中国の長江下流域や太湖、雲南省、ベトナム北部の一部に広く分布していた。

中国では2019年に最後のメスが人工授精時に死んだ。それ以前にも繁殖が4回試みられたがいずれも失敗に終わっていた。ベトナムでは20年にメスが発見されたが、23年に死んだことが確認された。(翻訳・編集/柳川)

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