2026年4月7日、中国の経済メディア・第一財経は、米アップルが今年9月に同社初の折り畳みスマートフォンを発売する見通しで、停滞気味の市場の転換点になると報じた。

記事は、調査会社・群智諮詢(シグマインテル)のチーフアナリスト・陳軍(チェン・ジュン)氏の話として、アップルの折り畳みスマホ初号機は今年9月発売予定で価格は2000ドル(約32万円)を下回らない見通しであり、パネルは韓国サムスン電子が独占供給し、視覚的に折り目をほぼゼロに近づける加工が施されると説明した。

また、アップルがすでに試作段階に入っていると伝えられる中、「シームレス(折り目のない)」技術が折り畳み有機EL(OLED)パネルの新たなトレンドになっていると紹介した。

その上で、中国メーカーにシームレスパネル開発の活発な動きが見られることに言及。中国の京東方科技集団(BOE)と維信諾科技(ビジョノックス)が相次いでシームレス折り畳みパネルを発表し、京東方は投資家に対してすでに量産水準に達したことを明らかにしたと伝えている。

アップルの折り畳みスマホ発売秒読み、中国製シームレスパネル採用が有力―中国メディア
OPPO Find N6

さらに、陳氏が今年下半期には中国メーカーの折り畳みスマホにも国産シームレスパネルが順次採用され、「折り目なし」が新製品の標準的なセールスポイントになっていくとの見方を示したと報じた。

記事は、群智諮詢の予測として、新製品投入により2026年の世界の折り畳みスマホ販売台数は前年比40%超増の約2700万~2800万台に達し、うちアップル製が世界で800万~900万台を占める見通しだと伝えた。

そして、調査会社CINNO Researchのチーフアナリスト・周華(ジョウ・ホア)氏が、27年には国産シームレスパネルがアップルのサプライチェーンに採用される可能性が非常に高いとの見方を示したことを併せて紹介している。(編集・翻訳/川尻)

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