米アップルの折り畳み式スマートフォン投入に向けた動きが明らかになってきました。サプライチェーンの関係者によると、受託生産を担う富士康(フォックスコン)がすでに折り畳みiPhoneの試作段階に入っています。
外部の予測によれば、展開時の画面サイズは約7.8~8インチとタブレットに近いとされます。また、iPadのような画面分割やアプリ同時表示など、マルチタスク機能の強化が図られる可能性も伝えられています。価格は2000ドル(約32万円)以上との見方もあり、ハイエンド市場を狙う戦略が鮮明です。一方、2月の株主総会では詳細は明らかにされておらず、正式発表は2026年秋との観測が広がっています。
市場では、アップルの参入が折り畳みスマートフォン市場の転換点になるとの期待が高まっています。すでに韓国サムスン電子が先行していますが、アップルのブランド力と販売規模が加わることで、需要の拡大が見込まれます。とりわけ中国市場では折り畳み機への関心が強く、販売拡大の切り札と位置付けられているもようです。
部品面では、折り畳み機はヒンジやフレキシブルディスプレーなど高度な技術が求められ、従来機種に比べて表示モジュールや機構部品の価値が大きく上昇します。証券会社の試算では、関連部品の付加価値は大幅に伸びる見込みで、2026年の出荷台数は1400万台に達する可能性もあります。ヒンジ部品や有機EL材料を手がける企業など関連銘柄への恩恵も期待されており、アップルの新製品はスマートフォン産業全体の成長を押し上げる契機となりそうです。(提供/CGTN Japanese)











