アモイ大学が4月6日に伝えたところによると、同大学物理科学・技術学院の顧為民教授チームが南京大学天文・宇宙科学学院の李志遠教授チームと共同で、銀河系外に存在する過剰接触X線連星の物理的性質を初めて解明し、遠方の銀河における天体進化の探求に新たな道を切り開きました。関連の研究論文は同日、総合学術誌『イノベーション(創新)』に掲載されました。

今回発見された連星系は、地球から250万光年離れたアンドロメダ銀河(M31)内に位置し、恒星質量ブラックホールと白色矮星からなる過剰接触連星系(二つの恒星表面が互いに接触し、さらに外層ガスまで共有している非常に珍しい連星系)です。研究チームによると、白色矮星はブラックホールの強力な重力によって「縄」のように強く引き寄せられ、極めて近い距離で高速回転しています。両者がさらに接近すると、ブラックホールの強大な重力が白色矮星の表面物質を剥ぎ取り、高温の降着円盤を形成します。この物質はブラックホールに飲み込まれる直前に数百万度まで加熱され、強いX線を放射します。このX線放射が、観測を可能にするカギとなっています。

今回の発見により、このような連星系が銀河系内に限らず、250万光年先のアンドロメダ銀河にも存在することが実証され、物理法則の普遍性が再確認されました。研究チームは今後、このシステムの物理的本質をさらに深く解明し、宇宙における高密度天体の進化の謎を徐々に解き明かしていくことが期待されています。(提供/CGTN Japanese)

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