台湾・嘉義市の日本料理店の店主がグーグルマップの口コミで低評価を付けた客に報復したことで裁判所から有罪判決を受けた。台湾メディアのETtodayが7日付で伝えた。
2025年4月、蒋(ジアン)さんが夫と義母と共に同店を訪れた際、義母がわさびを気に入り、板前におかわりを注文した。しかし、会計の際にわさびの2回追加分の料金として300台湾ドル(約1500円)が加算されていることに気付き、店側と言い争いになった。
蒋さんは退店後、グーグルマップに星1の低評価を付けて「わさびの追加料金に関する説明が事前になかった」などと不満を投稿。すると店側はSNS公式アカウントで「正常な人間ならみんな有料と分かる」などと主張し、蒋さんらの顔が映った監視カメラの映像やフルネームなどを公開した。これを受け、蒋さんは警察に通報し、店主を相手取って裁判を起こした。
このほど開かれた一審で、裁判所は「店側が保有する監視カメラ映像は飲食サービスに関連する必要な範囲内で利用されるべき個人情報であり、被告(店主)が映像および(客の)氏名を公開した行為は、個人情報の収集目的と必要範囲を明らかに逸脱している」と指摘した。
また、「口コミが不正確だと考える場合は文章で説明するか、法的手段で救済を求めることが可能。(客の)氏名や顔写真を公開して報復する必要はなかった」とし、個人情報保護法違反を認定で店主に懲役5カ月の判決を言い渡した。
なお、今回の懲役刑は6カ月未満であるため、罰金に代替することが可能だという。(翻訳・編集/北田)











