中国南部の広西チワン族自治区南寧市の広西医科大学第一付属病院小児集中治療室(PICU)から朗報が伝えられました。キングコブラにかまれた女児が、「仮死状態」を経て3日後、奇跡的に生還しました。

中国南部の雲南省文山市に住む3歳の女児が3月27日、自宅で毒蛇にかまれ、30分後に地元の病院へ搬送された際、重度の全身まひ症状が現れ、呼吸不全も伴い、仮死状態に陥りました。その後、広西チワン族自治区の百色市、南寧市へ転院を重ね、医師は「元凶」を特定しました。すなわち、女児はキングコブラなどの神経毒を持つ毒蛇にかまれた可能性が高いということです。

3月29日、十分な量の抗蛇毒血清が体内に投与されてからわずか1時間後、女児に奇跡が起こりました。これまでずっと反応がなく、昏睡(こんすい)状態だった女児は自発的に動き出し、瞬く間に意識は完全に回復しました。「これは、子どもが昏睡状態だったのではなく、神経毒による重度の筋無力症だったというわれわれの当初の判断を裏付けるものだ」と医師は説明しました。

生死の境を約3日間さまよっていた女児は人工呼吸器を外せるまでに回復し、各バイタルサインは安定しています。(提供/CGTN Japanese)

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