山西省太原市の弁当屋「盒飽飽」は毎晩10時になると、デリバリー配達員や運転代行サービスの運転手、タクシードライバー、街の清掃員といった夜遅くまで働いている労働者に、その日売れ残った料理を、1食1元(約23円)で販売している。同店はこうした心温まる取り組みをすでに1年半にわたり続けており、夜になると店の前は購入者でにぎわい、人情味あふれるムードが漂っている。
1元という料理を入れる容器代と同じ値段で、「盒飽飽」ではそれでホカホカの料理を1食分購入することができる。無償で提供するのではなく、1元という値段をつけることで、一方的な施しではなく、互いに尊重し合う立場であるという気配りも感じることができる。
2024年下半期から今に至るまで、「盒飽飽」では累計で約3万食の料理を販売した。暑さ寒さにかかわらず、この取り組みを続ける店主の願いはただ一つ、「ロスを減らし、みんなにホカホカの夕飯を食べてもらいたい」なのだという。
善行は巡り巡って返ってくるという言葉があるように、支払い時に多めに支払う人や、仕事が終わった後で店の手伝いに来るデリバリー配達員も多いという。かすかな光も集まれば大きな灯りとなる。こうした温もりある取り組みがより多くの人の目に触れることを期待したい。そして、懸命に歩む全ての人に優しい社会の眼差しが注がれるようになってほしいものだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











