4月8日は国際希少動物保護デーです。およそ2カ月前に中国西部の青海省野生動物救護繁殖センターに送られたハイイロネコの「黄安安」(センターのスタッフが命名)は全面的なケアを受け、現在ほぼ元気を回復したということです。
ハイイロネコの「黄安安」は青海省西寧市湟中区のある村で、雪の中で発見されました。当時はぐったりしており、鼻腔からは黄色の膿のようなものが出ていました。青海省野生動物救護繁殖センターに迎え入れられた後、救護チームは直ちに「黄安安」の全面的な検査を行いました。治療とリハビリの過程で、救護チームは「黄安安」が野生の動物にもかかわらず、異常に人なつこく、全く人を怖がらない上に、何らの攻撃性も示さないことに気づきました。この異常な特徴から、救護チームは「黄安安」の遺伝子汚染の可能性を疑いました。遺伝子汚染とは、ハイイロネコとイエネコが交雑し、純粋なハイイロネコの遺伝子が飼い猫の遺伝子に希釈されて浸透することを指します。
同センターの獣医師によると、「黄安安」の遺伝子配列を検査し、飼い猫の遺伝子が見つかれば、野外に放って野生に戻す可能性はほとんどないということです。
2010年に設立された同センターでは当初、緊急医療救護のみを行っていましたが、現在では「医療救護-リハビリ-野生復帰訓練-放獣と追跡モニタリング活動」という一連の包括的な体制が取られており、高原希少動物の救護と自然に戻す技術は絶えず進んでいます。
2025年に収容・救助した野生動物の数は300頭以上で、うち78頭を自然に戻すことに成功しました。これら動物に追跡装置を装着し、衛星測位による追跡とモニタリングを通じて、野外での活動パターンや習性、活動範囲などについて大量の科学データを蓄積しています。(提供/CGTN Japanese)











