上海市のアートトイ生産工場責任者の獅子さんは7日、取材に答える中で、「ここ1カ月間ほど、原材料価格が少なくとも20%以上値上がりした」と明かした。
原油価格の変動が大きくなったことを背景に、石油化学産業の川下産業であるアートトイ産業やキャラクターグッズ産業も原材料のプラスチックの価格が目に見えて上昇し、コスト上昇の圧力に直面している。
記者が消費者として広東省東莞市にあるブラインドボックスのOEM(相手先ブランド製造)工場に問い合わせたところ、関係責任者から「ブラインドボックスの原材料価格は10~20%上昇しているが、生産・経営は通常通り行われている」との回答が返ってきた。
前出の獅子さんは、「自分の見たところ、一部のメーカーは原材料価格の値上がりが急激で在庫の確保が間に合わなかったため、生産に影響が出ている」としつつも、自社については「価格は上昇したが、現時点で原材料の供給に問題はない」と明かした。その上で、「だが、価格が上昇すれば、必然的に産業全体がコストの圧力に直面することになり、ひいては日常の生産運営にも影響が出るだろう」との見方を示した。
増大するコストの圧力に直面する中、メーカーやブランドの選択はさまざまだ。獅子さんの工場では、「これまで見積もりで5~6元(約115~138円)だった製品が、今では8~9元(約184~207円)になっているだろう。値上げの一部は最終的に消費者に転嫁される可能性が高い。現在でも、見積価格が高すぎると考える顧客もいる」という。
すでに値上げを決めた企業もある。3月初め、日本の各種コンテンツグッズ製造販売会社のiO・Ring(アイオー・リング)は公告を出し、原材料コストの上昇により、一部サイズのアクリル商品の価格を引き上げ、商品ごとの値上げ幅は450~800円になることを発表した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











