2026年4月10日、韓国メディア・韓国経済は韓国で食品の包装材不足が深刻化する可能性があると報じた。
問題となっているのはビニールやフィルム、ペット(PET)容器といった食品包装材の供給不足だ。
韓国の食品業界は、主要な包装材の在庫が一部品目で約2週間分にまで減少していると指摘。ポテトチップスや冷凍食品、レトルト食品など、多くの加工食品は包装材がなければ出荷できないため、供給網全体に影響が及ぶ可能性があるという。
現場ではすでに価格の上昇が進んでおり、ソウル市内の市場でビニールの価格が年初に比べて約40%上昇したとの声もあり、需要増と供給不足が重なり、品薄状態に陥りつつあるとされる。市民の懸念も高まっており、一部地域ではごみ袋の購入制限も実施されている。
韓国に最後に原油タンカーが入ったのは3月20日。通常、企業が保有している包装材の在庫は1~3カ月分程度で、業界関係者の間では事態が長引けば5月にも供給に支障が出るとの見方が強まっている。特に袋麺・カップ麺や菓子など包装依存度の高い商品から影響が広がる可能性が指摘されており、関係者からは「このままでは1カ月後にはラーメンすら食べられなくなる恐れがある」との声も出ているという。
政府はこうした状況を受けて、食品・衛生用品の包装材の表示規制の一時緩和などの対応に乗り出したが、業界からは「根本的な解決にはならない」として、原材料の確保や支援金といった直接的な支援を求める動きが強まっているという。
これについて韓国のネットユーザーからは「確かに、中身があっても包装がなければ売れないんだ」「大げさだと思ったけど、本当に起きそう」「こういう報道が出て、買いだめが始まったらさらに一気に品薄になるだろう」「身の周りのものが買えなくなると思うと怖い」「必需品がなくなったらどうやって生活すればよいのか」などの声が上がった。
一方で、「すぐに全面的な不足になるわけではないはず」「企業が優先順位をつけて対応するだろう」「毎回危機と言いながら乗り越えてきた」「こういう時こそ国の対応が問われる」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)











