この春、中国でも「カラーウオーク」がブームになっています。

カラーウオークとは、ひとつの色を選んで街を散策することです。

具体的には、出かける前にまず一つの色を決め、その色を手がかりに特に目的地を定めず街を歩き、その色に関連するもの、例えば桜の花、自転車、ベンチ、あるいはゴミ箱などを探す楽しみ方です。SNSへの投稿を見ると、この散歩の楽しみ方はこれまでの都市観光のルートへの依存から解放され、ただぶらぶら歩くのでもなく、歩きながら観察することで特別な発見があるとのことです。報道によれば、中国のSNS「小紅書(シャオホンシュー)」での関連トピックの閲覧数は2億1000万回を超え、ユーザーはそれぞれの「色彩日記」を共有し合い、各地の春の景色を交換し合っています。

ある女性ネットユーザーは、長年にわたり焦燥感に駆られていた自分が4月4日から6日までの清明節連休中にピンク色を目標にカラーウオークをしたところ、ただその一つのことに20分間集中でき、日光を浴びながら静けさと癒しを得られたと投稿しました。

この「外面を見る」から「内面を整える」へのステップアップは、若者がもはや表面的な「映える場所巡り」だけでは満足せず、断片化された日常生活の中で小さくても確かな喜びを見出そうとしていることを反映しています。(提供/CGTN Japanese)

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