2026年4月10日、中国・上海メディアの文匯報は「中東情勢の悪化をきっかけに発生している航空券の料金値上げやウォン安の為替動向の影響により、海外旅行をあきらめ、国内や近場の短期旅行を選択する韓国人が増えている」と伝えた。
記事は初めに「昨年から続くウォン安に中東情勢の影響で国際原油価格が大きく跳ね上がったことが重なり、4月の燃油サーチャージも前月と比較して最大3倍まで上昇するなどの現状もあって、消費者の旅行需要が変化している。
旅行プラットフォーム・新世界ライブショッピングは、通常なら毎月10件は売れる欧州やオーストラリアなど長距離の海外旅行セットを3月時点で販売しなかった。ロッテホームショッピングは3月の海外旅行相談件数が平年より10%減少したが、ヨギオッテは今年第1四半期の国内旅行関連収益が前年比で二桁規模に増加した。新世界ライブショッピングの関係者は「為替の波と原油高に地政学的不確定要素が重なり、長距離の旅行の需要が大幅に減り、キャンセルされることも多い。対照的に3月の国内旅行商品の販売件数は18%、短距離の海外旅行は33%増えたため、これに関連する新商品を検討している」と回答した。
記事は最後に「漢陽大学国際観光学部のイ・フン教授は、コスト面のプレッシャーが消費者の観光欲を弱らせ、業界が国内旅行商品で損失の穴埋めをしようとも、情勢の悪化が続けば、観光業全体でさらに厳しい状況に直面するだろうと指摘している。他にも多数の専門家が世界的な地政学的不安と金融市場の乱高下がこのまま続くと、国内外の行き先に関係なく韓国観光業全体に影響が出ると指摘している」と述べた。(翻訳・編集/原邦之)











