中国造船業界ではここ数日、重要な発表が相次いでいます。31.9万トン級のアンモニア燃料対応超大型原油タンカーがユーザーに引き渡され、将来的に全航路でゼロカーボンに近い運航が可能となる見通しです。

また、中国最大規模の18万立方メートル級LNG輸送船が無事完成したほか、世界最大規模のくい打ち船「鉄建大橋杭1号」も引き渡しを終え、大型の海上橋梁(きょうりょう)や深海プロジェクトの建設に設備支援を提供しています。

中国の船舶・海洋工学産業は年初以来、好調な発展の勢いを見せており、ハイエンド装備が相次いで引き渡され、世界規模の産業クラスターが急速に形成されています。長江デルタ地域は、グローバルなハイエンド船舶・海洋設備の製造拠点を創出し、環渤海地域では、環境に優しいグリーン主機の研究開発からグリーン船舶製造までの全産業チェーンが整備され、珠江デルタ地域では、海洋工学装備の発展に焦点が当てられ、海洋石油・ガスの開発や洋上風力発電などに関連する産業の協働発展が進められています。

世界規模の船舶・海洋工学産業クラスターの構築により、中国では造船効率が向上し、ハイエンド船舶の割合が継続して拡大するとともに、より多くの国際パートナーを引き付けています。

また中国は今年、大型クルーズ船や大型LNG輸送船などの研究開発・設計・製造に取り組み、海洋装備製造業の優位性をさらに強化していく計画です。新造船竣工量は6000万トン以上に達する見込みで、引き続き世界トップの地位を維持するとみられています。(提供/CGTN Japanese)

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