中国のSNS・小紅書(RED)に「日本から(中国に)帰国したことを後悔している」との投稿があり、反響が寄せられている。

投稿者の女性は「日本でそのまま就労ビザを更新しなかったことを本当に後悔している。

当時はまだ若く、日本でそれなりに働いてきたし、そろそろ中国に帰ってもいいだろうと思っていた。でも、まさか帰国後の生活が、日本にいた頃の3分の1にも満たないものになるとは思わなかった」とつづった。

女性によると、2022年に日本から帰国したばかりの頃は本当にうれしい気持ちで、海外で稼いできたお金が十分にあったため数カ月は家でのんびりしたり、友人と遊びに出掛けたりしていた。貯金を使って自己投資しようなどとはまったく考えなかったという。

そのうちに家族から「いつまでも遊んでいるわけにはいかないだろう」「小さな店でも始めたらどうだ」と言われるようになったが、女性は店を開いて失敗するのが怖かったほか、「せっかく海外で苦労して稼いだお金をそう簡単に使いたくなかった」といい、とりあえず就職先を探すことにした。

しかし、いざ職探しをしてみると、日本では完全週休2日制だったのに対し、中国では週休1日がほとんど。希望の条件に合う仕事先がなかなか見つからず、妥協して月給3200元(約7万5000円)、週休1日で働くことにしたが、まじめに働いてもお金が貯まらず、休暇を取ると上司が不機嫌になった。

先日にも、1日だけ休暇を取ったところ社長に呼び出され、「どうしてそんなに用事が多いんだ?休日に済ませられないのか?」と言われ、「いつも都合よく休みの日に合わせられるわけじゃありませんし、私は1日休んだだけでしょっちゅう休んでいるわけではありません」と反論したが、社長はやはり不満そうだったという。

一方、日本で働いていた頃は生理で体調が悪かった時に休暇を申請すると、有給休暇として処理してもらえたといい、「日本は福利厚生が本当に充実していたんだなって今になって実感している。今は本当に、日本に残らなかったことを後悔している」とした。

また、「向こう(日本)では残業すればちゃんと残業代が出るのに、中国では実質的にサービス残業。もともとの給料だって大した額ではないのに、仕事が終わってからの自分の時間はどんどん削られて無休で働かされる」と不満を並べ、日本で働く同胞に向けて「もし日本に残れる環境があるなら、そのまま残った方がいいと思う。

帰国すればすべてが良くなるというわけでは決してない」と訴えた。

この投稿に中国のネットユーザーからは「給料は低いのに週休1日とか、怖すぎる」「後悔してるならまた日本に行けばいい」「悩むことはない。もう一度日本に行きなよ」「日本で数十年働いているけど、こっちの仕事の環境は本当に疲れない」「私は同じ会社の国内部門に移って帰国したけど、もう一度東京に行く準備をしている」といった声が上がった。

また、「私も当時日本に残らなかったことを後悔してる。日本は楽だけど何となく退屈だと思っていた。帰国したら、まったく退屈じゃなくなった(仕事が忙しすぎてそんなことを思う暇もなくなった)。日本の今の為替レートは低いけど、日本で稼いで日本で使うならあまり変わらないのかもしれない。いずれにせよ後悔してる」とのコメントも見られた。

一方で、「良いところも悪いところもある。日本は主に食べられる物がない」「国内はどちらかというと起業に適していて、海外は普通に会社員として働くことに適している」「仕事だけで言ったら、どちらにも大変なところはある。日本に行ったら国内が懐かしくなり、帰国したら日本が懐かしくなる。どちらかを選ぶしかない」「帰国したらもう貯金で“寝そべる(躺平。

最低限の労力でマイペースに生きる)”しかないんだよ」といった意見も。

このほか、「中国ではお金を自己投資に使っても仕事を見つけるのは簡単じゃない。帰国すれば安いサービスを享受できるけど、自分自身も安価な存在になってしまう」とのコメントや、「だから人は自分の実力を知っておくべき。周囲の環境の利点を自分の能力と勘違いすると、認識を誤ってしまう」との厳しいコメントも寄せられていた。(翻訳・編集/北田)

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