金沢カレーブームの火付け役として知られるゴーゴーカレー。「金沢カレーブームなんてあったっけ?」と思わなくもないが、ゴーゴーカレー自体はめっちゃウマい! トッピングはやっぱりカツだよね!!

それはさておき、そのゴーゴーカレーが監修したという『嵐ゴーゴーまぜそば』が、2024年5月5日から「らあめん花月嵐」にて発売開始となる。
ゴーゴーカレー監修のまぜそば。ちょっと味の想像がつくような……?

・コラボメニュー
気が付けば「ラーメン花月」が「らあめん花月嵐」になってからしばらく経つ。バチバチにウマいとは言わないものの、手堅いウマさに定評がある大手ラーメンチェーン店である。

その「らあめん花月嵐」が5月5日から期間限定で発売するのが『嵐ゴーゴーまぜそば』で、あのゴーゴーカレーカレーが監修したコラボメニューらしい。

公式サイトには「花月嵐のまぜそばをベースに、ゴーゴーカレーの濃厚でドロッとした甘みのある黒いルーを大胆にかけたクセになる一品!」とあるが、まさか……? まさか……ね?

・まんまやないか
今さら申し上げるまでもなく、ゴーゴーカレーのルーはとにかく主張が強い。そのルーをそのまま麺にかけてしまったら、それはコラボメニューというより「ゴーゴーカレーと麺」ではないだろうか?

だが「らあめん花月嵐」ほどの大手が、そんなにシンプルかつド直球のメニューを販売するのだろうか? ゴーゴーカレーが強烈すぎるがゆえ、ちょっと心配になってきた。


というわけで『嵐ゴーゴーまぜそば』を先行販売している店舗へ。『嵐ゴーゴーまぜそば』は1人前980円だったので、通常のまぜそば(820円)よりもややお高めの価格設定だ。

・正統派?
で、しばらくしてやってきた『嵐ゴーゴーまぜそば』は、まぜそばというよりスパゲティのようなビジュアル。かなり極太麺に黒いルーがたっぷりとかかっており、見た目はゴーゴーカレーの遺伝子が圧倒的に強い。

またゴーゴーカレーの名物「キャベツの千切り」は麺の下に仕込まれていた。なる……ほど。
ここまでは麺とライスが入れ替わっただけで、基本的には「ゴーゴーカレー」と考えていいだろう。

で、実際に食べてみたところ「マジでゴーゴーカレーと麺」としか言いようが無い。確かにムチムチとした極太麺は特徴があるが、それでも主役は完全にゴーゴーカレーのルーである。

仮にゴーゴーカレーの店舗で発売されていたら「そういうオプションが出来たんだ」くらいにしか思わないハズ。それほど『嵐ゴーゴーまぜそば』はゴーゴーカレーが強いメニューであった。

ある意味でここまで意表を突かれないコラボメニューも珍しく、考えようによってはコラボメニューとは本来こうあるべきなのかもしれない。
無慈悲なほど「らあめん花月嵐」の気配はかき消されていた。

なので『嵐ゴーゴーまぜそば』は、とにかくゴーゴーカレーが好きな人にオススメだ。「どんな形のゴーゴーカレーでも愛したい」という熱烈なゴーゴーカレーファンの方は、らあめん花月嵐のゴーゴー!

参照元:らあめん花月嵐
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.

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