レディー・ガガとマドンナの確執が噂されるようになってから、はやくも10年が経つ。
「シャロウ」のアカデミー賞最優秀オリジナル・ソング部門(主題歌賞)受賞と『アリー/スター誕生』の監督兼共演者のブラッドリー・クーパーとの見事なケミストリーを披露した熱いパフォーマンスの後、ガガはマドンナのアフター・パーティーに合流した。米タイム誌の専属フォトグラファーのInstagramの投稿によると、パーティーではSNSに対する厳しい規制が設けられていたため、クシャクシャの白い紙のような背景の前でマドンナがガガを腕に抱きしめているこのスナップ写真以外はあまり公開されていないそうだ。その他の貴重映像として、カメラは2人が親しげに互いの鼻をこすり合せる”エスキモーキス”を交わすバックステージでの様子をとらえた。
笑顔を浮かべるガガを抱きしめるマドンナ。この絵は、2人のこれまでの出会いのなかでも最も優しさに溢れたものではないだろうか。ガガはキャリアの初期から常に変化し続けるイメージ、障害を乗り越える時の大胆さ、カトリック主義とセクシャリティに対する際どいアプローチなどによってクイーン・オブ・ポップことマドンナと比較され続けてきた。そしてガガの「Born This Way」とマドンナの「Express Yourself」の類似性が取り沙汰されると、2人の関係は冷え込んだ。盗作疑惑に対し、マドンナが法的措置を講じたことはなかったが、狡猾にもライヴで両楽曲を組み合わせたマッシュアップバージョンを披露したのは確かだ。マドンナもこの件について公の場でコメントしたものの、ローリングストーン誌による2015年のインタビューでは、盗作という罪以外にガガを憎んではいないと語り、歩み寄りをみせた。
それなのに、アルバム『JOANNE』がリリースされた当時、ガガは自分で作曲することや楽器を演奏すること(どちらもマドンナの得意分野)をゼイン・ロウに語ってマドンナとの違いを強調すると、争いが再燃してしまった。
「マドンナと私との間に何かあるとしたら、私はいつもマドンナを尊敬してきたってことかしら」とドキュメンタリーでガガは語った。「マドンナが私のことをどう思おうと、私は今でも彼女を尊敬してる。マドンナが私を壁に押し付けてキスをして、このロクデナシ! って言ってくれたらいいのに」View this post on InstagramThe 91st Academy Awards were filled with historic firsts and emotional moments, from @blackpanthers Ruth E. Carter and Hannah Beachler becoming the first black women to win in their respective categories (Costume Design and Production Design) to @ladygaga and Bradley Coopers stirring performance of their award-winning song ”Shallow.” After the event, the biggest names in #Hollywood celebrated at ”The Party,” entertainment mogul @guyoseary and @madonnas famed after-party, where there is a strict ban on social media posts. TIME partnered at the event with the artist and photographer JR—a 2018 #TIME100 honoree—for an exclusive look at last nights winners and partygoers. See more pictures at the link in bio. Photograph by @jr for TIME TIMEさん(@time)がシェアした投稿 - 2019年 2月月25日午前5時10分PST