「世にも奇妙な話をしてあげよう」と言うランドール・ベルの声ははずんでいた。だから私は彼が、幼少時代の楽しかった思い出話や、彼の好きなベン&ジェリーズ・アイスクリームのフレーバー・ランキングでも語るものだと思っていた。ところが彼は、自分が鑑定した不動産の話をし始めた。ある家族が最近引っ越した物件には、娘のクローゼットに弾痕が見つかったのだ。家族の父親が銃弾の撃ち込まれたと思われる方向を辿ってみると、悲惨な犯罪の行われた地下室へと行き着いたという。
ほとんどの人は時間が経ってもそのような現場を避けたいものだが、ベルはそのような現場を異常とは感じない。社会学の博士号を取得した彼は、この数十年間、不動産鑑定士として殺人、犯罪、大惨事の現場など”いわくつき”の物件を扱ってきた。彼はこれまでに、ニコール・ブラウン・シンプソンの殺害現場となった家、9.11に巻き込まれたユナイテッド航空93便の墜落現場、ヘヴンズ・ゲート信者が集団自殺した邸宅、マンソン・ファミリーの殺人現場となった物件などを扱ってきた。彼のクライアントは、保険会社、法律家、連邦政府機関、”食卓を囲んでいた家族”まで、基本的に悲劇的な事件の関係者たちだ。彼は物好きという訳ではなく、悲劇を体験した人々を助けるという使命が動機になっている、と彼は強調する。
「理由ははっきりしないが、私は高いレベルの心的外傷にも対処できる」と彼は言う。「自分のキャリアを振り返ってみると、私はずっと、とても悲惨な状況を経験した人々の支援に関わってきた」
ローリングストーン誌ではベルに密着し、カルト教団や薄気味悪いヘヴンズ・ゲート事件の邸宅のほか、ジェフリー・ダーマーの不動産が特別な理由などについて話を聞いた。
ーローリングストーン:今の仕事を始めた具体的なきっかけは何でしょうか?
ランドール・ベル: 簡単に言うと、ここ南カリフォルニアで数年間、商業不動産の鑑定をしていたが、正直に言って少々マンネリ化していた。そこでロースクールを受験したところ、奇跡的に合格してしまった。学校の始まる前日、裏庭のプールで考えた。「さて、世の中にこれ以上法律家を増やす必要があるのだろうか」と思った。「自分の持つスキルセットを活かして価値を生み出したり価値を測ったりすることに利用できないだろうか。そして逆に、価値を落としてしまっているものは何だろうか」と考えた。これは魅力的な仕事になりそうだと考えた。なぜなら私はおそらく注意欠陥障害(ADD)で、興味をそそるやりがいのあることを好むからだ。そこで私は「やってみよう」と心に決めた。当時はファクシミリというものがあり、ロースクールへファクスで退学届を送信した。そして全てのクライアントに、今後は何らかの損害を負った不動産のみを扱う旨を通達した。その時はまさか自分がO・J・シンプソン、世界貿易センタービルとユナイテッド航空93便の墜落現場、ジョンベネ・ラムジーなどに関わるとは思いもしなかった。
ー初めて扱った大きな案件を教えてください。
皮肉なことに、O・J・シンプソンだった。O・Jの物件を扱うまで私は無名の存在だった。でも偶然私は、ベル・エアにあるメネンデス兄弟の住宅を扱ったジョージ・ライヨンと、彼の妻ルース・ライヨンと知り合いだった。ルースはロサンゼルス・タイムズ紙の不動産欄に『ホットな不動産(Hot Properties)』というコラムを書いていた。彼らとは外でディナーを共にする仲で、ふたりともよく知っていた。ジョージにはメネンデス兄弟の案件について聞いていたが、ある時ルースから「あなた、O・Jの物件を扱うんですって?」と電話があった。その後彼女は、担当する新聞のコラムの1~2行を使って私の仕事を紹介してくれた。私は彼女に大げさな話をした訳ではなかったが、それから状況は一変し、O・J・シンプソンの案件以降、私は決して振り返ることなく今に至っている。
ーO・J・シンプソンの案件に関わったきっかけは何ですか?
ニコール・ブラウン・シンプソンの父ルー・ブラウンは私の近所に住んでいて、何人か共通の友人がいた。
”まさか自分がO・J・シンプソン、世界貿易センタービルとユナイテッド航空93便の墜落現場、ジョンベネ・ラムジーなどに関わるとは思いもしなかった。”
ールー・ブラウンの反応はいかがでしたか? 自分の娘が殺害された場所ということで、とても感情移入したと思いますが。
その通り。
ー殺人や犯罪現場となった不動産の価値は、一般的にどの程度下落するものでしょうか?
期待通りの答えでないと思うが、ピンからキリまである。価値を落とさずに売却できた物件も私は見てきた。例えばミルウォーキーのジェフリー・ダーマーの物件は割増料金で売れたが、これには裏話がある。いわくつきの不動産の価値は10~25%下落するのが一般的だ。
ージェフリー・ダーマー(※アメリカ合衆国の連続殺人犯。ミルウォーキーの食人鬼と言われている)物件の裏話とは?
彼が逮捕された時、たまたま同じ頃、キャンパスサークルというグループが地域の全ての住宅を買い占めてミルウォーキー大学の学生向けの住居を増やそうとしていた。ダーマーの住んでいた場所の周辺は犯罪が多発する地域だった。
マサチューセッツにあるリジー・ボーデンの家のように、犯罪現場で収益を挙げることもできる。同物件はベッド&ブレックファーストとして、リジー・ボーデンの母親が斧で殺害された部屋に1泊数百ドルで宿泊できる。しかし一般的にこのような例はめったにない。ヘヴンズ・ゲート、ジョンベネ・ラムジー、O・Jのほか、文字通り数百の知られざる事故物件があるが、通常は10~25%下落する。しかし中にはめったにないユニークな状況の物件もあるということだ。

ランドール・ベル。39人が集団自殺を図ったヘヴンズ・ゲートの屋敷前にて(1997年)(Photo credit: Bob Grieser/Los Angeles Times/Getty Images)
ー不動産価値を落とすのは、悪い評判によるものか、それとも物理的な損傷によるものでしょうか?
良い質問だ。ヘヴンズ・ゲート事件の屋敷の場合、実際に多くの損傷があった。
ー可能な範囲で表現してくだされば結構です。
わかった。できるだけ忠実に表現してみよう。でも言っておくが私は異常な好奇心の持ち主ではない。私は死体や事件現場の写真を見たくはないし、興味もない。ヘヴンズ・ゲートの場合、私は死体が運び出されるのを外で待っていた。しかし終わって中へ入ると、悪臭が酷くて吐きそうになった。死体は3日前から放置され腐敗していたし、あちらこちらに血が飛び散っていた。カーペットや大理石の床から、家中全てだ。
ーなぜ血が? 彼らはフェノバルビタール(催眠・鎮静剤)を飲んだのではないでしょうか?
そうだ。体の組織が腐って3日間経ち、運び出す際に持ち上げて担架へ乗せる際、腐敗した組織が流れ出す。そういったものが家の中に残ったのだと思う。おぞましい光景だが、口や耳などあらゆる穴から血が流れ出し、臭いも酷かった。そこで我々はバイオハザード会社に依頼し、血の染み込んだ床などの表面、排出口、カーペットやカーテンなどを検査してもらった。生物学的に汚染されていれば、全てを除去する必要があったからだ。これは極端な例だが、ピープル誌の表紙にもなった2018年に扱った住宅は、窓に弾痕が見つかった。
ーどのような住宅ですか?
サン・ホアン・カピストラーノのある家族の息子が、居住している大学の街から車で家族の住む自宅を訪れ、両親と障害を持つ弟を銃撃した。家には多くの弾痕があり、搬送される際に落ちた血や大理石の破片も見られた。血液がカーペットの下の床にまで染み込んでいたため、床板を剥がす必要があった。損傷を受けた物件といえる。
ーそのような損傷を受けた物件の価値を上げ、修繕するために何ができますか?
まず私が学んだルールその1は、現実主義になれということ。価値を上げるのは難しい仕事だ。ネバーランド(マイケル・ジャクソンの自宅)をグレイスランド(エルビス・プレスリーの自宅)に変えようとしても、距離が離れすぎているために決してできない。何か手を考えるにしても一般的に言って、犯罪現場が博物館になったり観光名所に化けたりすることはないだろう。私が常に心がけているのは、損傷の程度を軽減すること。通常の状態にしたり元には戻せないと理解した上で、私は悪い状況からできる限りのことをしようと努力している。損失を最小限に抑えるのだ。我々は全てを、”コスト”、”用途”、”リスク”の3つのカテゴリーに分ける。”コスト”とは、血痕や弾痕等の清掃・修繕コストのこと。例えば悪魔崇拝者らが家に集まり、儀式のためにガレージの中で火を起こしたとする。それら全てがコストにつながるのだ。2つめの要素は”用途”。悪魔崇拝の儀式などは通常の用途とは言えない。そこで、用途によるロスを測るための方法がある。最後の”リスク”は、”いわくつき”と言い換えられる。つまり市場の一部には価値を落とさずに流通させることへの抵抗がある、ということだ。我々は全ての案件でこのようにカテゴリー分けして対策している。
ーいわくつきの物件を積極的に探し求める人々はいるでしょうか?
いる。ほとんど知られていないことだが、殺人や残忍な事件が起きると、正直言って私には理解できないが、悪魔崇拝の儀式をするため現場に侵入しようとする類の人々がいる。これは大きな問題だ。クライアントと警察にそのようなことがあると知らせると同時に、防ぐためのいくつかの対策もある。
ーどのような対策でしょうか?
スポットライト、セキュリティガード、ビデオだ。私の場合は、実用的かつ攻撃的なアプローチを取る。現場に侵入しようとする奴らはゴキブリのようなもの。闇に紛れて忍び込み、家主が照明をつけたりショットガンを浴びせたりする前に、さっと逃げていく。我々も被害に遭った経験があるので、私は懐中電灯と銃を手に屋内で待ち伏せている。奴らが押し入ってきても、すぐさま撃退できるのだ。
”一般的に言って、犯罪現場が博物館になったり観光名所に化けたりすることはないだろう。私が常に心がけているのは、損傷の程度を軽減することだ。”
ーそのような悪魔崇拝者たちは、どのような住宅に魅力を感じるのでしょうか?
さまざまだ。私が関わったある物件では、多くの悪魔的儀式が行われていたようだ。集団殺人があったとされる家だが、電話をもらうまで私はその家の存在を知らなかった。
ーどのような物件の取り扱いの依頼を受けることが多いでしょうか。
最も奇妙な案件はヘヴンズ・ゲートで、あらゆるレベルでとても異様だった。指導者のドウは人を魅了する洗脳テクニックを使用し、信者をコントロールするために家を装飾していたが、このことはメディアにほとんど知られていない。とにかく異様だった。彼がとても聡明で頭も良い人々を、新しい魔法の世界の言葉でそそのかしたやり方の全てが、家中のあちこちに見られた。信者が一旦その家に入ってしまうと、彼に思考の全てをコントロールされてしまったのだ。実際、ある女性記者と共に家の中を歩いて回ると、全ての物にラベルが貼られているのに気づいた。大げさな話ではなく、全ての照明のスイッチ、全ての箪笥、全ての食器棚、全ての棚、全ての壺など目につく全ての物にラベルが貼られていたのだ。彼女いわく「信者の考える必要性を指導者が奪ってしまおうとしたからだ」という。日常の些細なことですら、自分で考える必要がないようにしていたのだ。
指導者はまた、煙突から文字通りワイヤを張り巡らし、家中のそこかしこを盗聴していた。信者はどこへも行けず、私的な会話もできなかった。折りたたみテーブルの上にコールセンターのように電話が並べられていたが、全ての電話は盗聴されていて、電話中は誰かほかの人間が会話をチェックしていた。指導者は信者のプライベートを奪い、自主的な行動やその動機づけも取り除いた。信者は単独でトイレにすら行けなかったのだ。このやり方で、本来は聡明であったはずの人々が、普通では考えられないようなことを信じ込んだ。指導者により巧妙なやり方だった。
ー扱った中で、ほとんど知られていない物件について紹介してください。
数週間前、1959年に医者が彼の妻を殺害したロスフェリスの有名な邸宅を訪れた。約60年間、誰も立ち入らなかった家の中に私は入り、写真撮影も許された。何十年間も立ち入れなかった禁断の家だということは知っていたため、それはすごいことだった。私が入れるかどうかは、誰も家の中に入れたくないという人々の手に委ねられていた。いかなる理由があれ、所有する家族が協議する問題だった。遺言が検認され、物件は子どもたちの手に渡ったが、相続人たちも同じ態度だった。美しい建築物だったが、明らかに何十年も無視されてきた。木枠に一枚ガラスの窓は、少し前の時代を感じさせる。私は参加しなかったが、一緒に入った人たちの行う降霊会を、私は見ていた。私にはとても奇妙な体験だった。
私は、夫が狂乱して妻を撃ち、さらに自分も銃で自殺するという、メディアにも取り上げられない物語について考えている。そのような物語が何度頭に浮かんだことか。しょっちゅう起きることだ。
そういえば、奇妙な話がある。南カリフォルニアのミッションビエホで、ある家族が家を買って引っ越した。家族の娘が自分の服をクローゼットへしまっている時、クローゼットの床に穴の空いているのを見つけた。父親を呼んで確認すると、案の定その穴は弾痕だった。天井にも弾痕を見つけ、弾道を辿って階下へ降りてみると、天井の湯沸かし器の裏側にかなりの血痕と飛び散った脳を発見した。家のガレージで男性が自殺した事実が家族に伝えられておらず、血や脳も清掃されていなかったのだ。家族はとても動揺し、私自身も確認したが、私も不安を感じた。家族は仲介業者と販売業者を訴えた。ニューヨーク州とカリフォルニア州では法的に、そのような事案を開示する義務がある。
ー超常現象を経験した物件について教えてください。以前あなたは超常現象を信じないとおっしゃっていましたが、その手の物件を鑑定した経験があると思います。
私は幽霊を見た経験はない。気味の悪いものを見たことはあるが、幽霊はない。ヘヴンズ・ゲートにまつわる奇妙な話がある。物件のオーナーは基本的に全てを私に任せてくれた。メディア向けに物件をツアーしたり、さまざまな人たちを連れて二段ベッドのあった場所などを案内したが、必ず最後に「どう思いますか? 問題ありませんでしたか?」と尋ねた。ナーバスになったり、気味悪く感じる人も多かったが、皆口々に「問題なかったが、ある部屋だけ気持ち悪かった」と言っていた。誰もが同じ部屋を指してコメントしたのだ。私はそれらコメントを自分の中だけに留めていたが、その部屋というのは、2組の二段ベッドに4人の遺体が発見された場所だった。部屋の中に血痕なども残っていなかった上に、建物内の各部屋には全部で39人の遺体があり、ある部屋だけが特別だった訳ではないが、案内した皆が同じ発言をしていた。
ーいわくつきの物件が取り壊されないのはなぜでしょう?
それは常に疑問だ。物件を取り壊してもいわくまでは壊せないからだ。いわくは、物件のあった土地につきまとう。例えば、メーガン法(性犯罪者情報の登録・公開を定めた法律)で知られる少女メーガン・カンカの家は取り壊され、現在は公園になっている。ジェフリー・ダーマーの家も壊され、私が2か月前に訪れた際はまだ空き地のままだった。全米各地にある南北戦争の史跡と似たようなものだ。戦地を訪れても、死体があったり大砲や剣が落ちている訳ではない。しかしその土地で起きたことは歴史上重要な出来事であり、畏敬の念を抱く人も多い。犯罪現場に対しても同様だ。いわくは土地につきまとう。建物を取り壊すことはできても、いわくを拭うことはできない。

ロサンゼルス州シエロドライブにあるマンソン・ファミリーによる殺人事件現場に新たに建てられた住宅(Photo credit: REX/Shutterstock)
ーサンフランシスコやニューヨークなど土地の価値が高い大都市でも、起こり得るのでしょうか?
良い指摘だ。農村部と郊外と都市部ではそれぞれマーケットが異なる。ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスでは、犯罪現場となった物件がとても多く、いちいち取り壊さずにそのまま利用されている。一方で、取り壊すケースもある。私の扱ったシャロン・テートの物件は取り壊されたが、今なお観光客が建物のあった場所を訪れている。つまり取り壊すことで全てが完了、という訳ではない。ヘヴンズ・ゲートの邸宅は、フェンス、私道、木々を含め完全に壊してさら地にし、その上に新たな建物が建設された。しかし今も人々はその建物を指差し、「あれがヘヴンズ・ゲートの邸宅だ」と言う。O・Jの家も取り壊されたが、私が訪れた時にはテニスコートがあり、ゲストハウスは放置されていた。だから私は、通常は取り壊しに反対の立場を取っている。いわくは拭い去れないものだから。
ーこの仕事にかかわって、人間のあり方について何を学んだと思いますか?
多くを学んだと思う。1980年代に数字を扱う仕事からキャリアをスタートした私は、リサーチや計算に強くなった。しかし同時に、統計の裏側にいる人々について知るようになったが、それは私にとって人生を左右するような経験だった。率直に言って、統計の裏側にいる人々の方がとても興味深いのだ。
ーもう少し詳しく教えてください。
私は、米国政府が爆破実験を行っていたビキニ環礁の核実験場を扱ったが、クライアントたちに200万ドル(約2億2000万円)を勝ち取った。クライアントはそれで自分たちのコミュニティを再建できた。とても満足の行く結果だ。釈迦の教えは半分正しいと思う。釈迦は「人生は”苦”である」と言った。私は、人生は喜びと苦難の両方で成り立っていると考える。我々は、その両方を受け入れる方法を学ぶ必要がある。結果として人生の質が損なわれてしまうからだ。
ー「自分は気味の悪い人間ではない」と言っていました。けれどもあなたと話していると…つまり、かなり多くの恐ろしい犯罪の副産物を見ている人にとって、あなたはとても明るく感じられます。この仕事に携わった結果、自分自身を見つめ直したと思いますか?
どういう訳か私は、ドラマチックな出来事に対するしきい値が高い。実際にそうだ。私はサン・クエンティン刑務所やオレンジ郡刑務所の囚人らの関係する仕事に取り組んでいる。理由ははっきりしないが、私は高いレベルの心的外傷にも対処できる。とはいえ、私は気味の悪いものを求めているのではない。私は自分のキャリア全体を通じて、本当に大変な状況にある人々を助けている。恐怖や大きなショックを感じたり、生活が破綻してしまった人々に対し、私は介入できる。私はそのような状況に慣れているので、少なくともある程度は彼らの助けとなる的確なアドバイスや適切な情報を与えられる。そして何らかの方法で彼らの生活を少しでも向上させ、彼らのストレスを減らしてあげることができる。私は殺人や自殺を何となく眺めているのではない。本当に悲惨な目に遭った人々の助けとなりたい。酷い自動車事故現場で人々を助ける消防隊員のようなものだ。私はいつでも人々を支援する用意ができている。傍観やのぞき見をしているのではない。