1994年に公開された長編アニメーションを新たに実写化した本作。王家の一族に生まれたライオンのシンバが、未知の世界での新たな出会いや冒険を通じ、偉大な王になるための使命を学んでいくというストーリーだ。
ワールドプレミアの会場には本作の象徴である”プライドロック”が出現し、シンバの声を務めたドナルド・グローヴァーをはじめ、プンバァ役のセス・ローゲン、ティモン役のビリー・アイクナー、スカー役のキウェテル・イジョフォーらが集結。さらに、シンバの幼馴染ナラ役のビヨンセ・ノウルズがアレキサンダー・マックイーンのゴージャスなドレス姿で登場すると、地鳴りのような歓声が沸き起こったという。また、レッドカーペットにはデスティニーズ・チャイルドのミシェル・ウィリアムズとケリー・ローランドの姿もあり、昨年のコーチェラ以来となるリユニオンを果たしている。

『ライオン・キング』のLAプレミアの模様(© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.)
グローヴァーは「小さい頃からずっと知っていた映画に参加できるっていうのは本当に楽しかったよ!一生に一度あるかないかというくらい、心の底から本当に大好きな映画に出られることをとても特別に思うよ」と、その喜びを表現した。
監督のジョン・ファヴローはファンとの交流に笑顔を見せながら、「今日やっと観客と一緒にこの作品を観ることができるんだ!会場の盛り上がりに圧倒されているよ。完成までは、とてつもなく長いプロセスがあったから、今日遂にその旅路が終わるんだと感じている」と、この作品に費やした長い道のりに想いを馳せた。「『ライオン・キング』は、今でも多くの人々が見続けている作品だけど、今回の作品は、それとはまた違った別の解釈でストーリーを描いている。これが、この素晴らしいストーリーをさらに多くの人々と分かち合うための方法だと確信しているよ」。
映画、『ライオン・キング』は8月9日より全国ロードショー。なお、『アベンジャーズ』シリーズには俳優としても出演しているファヴロー監督は約3年ぶりの来日が決定しており、7月22日に実施される『ライオン・キング』のジャパンプレミアにも登壇する。
<映画情報>
『ライオン・キング』
2019年8月9日(金)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジョン・ファヴロー
声の出演:ドナルド・グローヴァー、ビヨンセ
© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
https://www.disney.co.jp/movie/lionking2019.html