新型コロナウィルスの感染拡大を受け、オジー・オズボーンは、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2020への参加をキャンセルした。複数のアーティストと大手テクノロジー企業が米テキサス州オースティンで毎年開催される映画・音楽の世界最大級の展示会SXSWの参加を取りやめたなか、米現地時間3月5日にオズボーンも同イベントへの不参加を表明した。
オズボーンは、今年の夏に米A&Eで放送予定の新作ドキュメンタリー映画『Biography: The Nine Lives of Ozzy Osbourne(原題)』のワールドプレミア上映に参加する予定だった。今回のSXSW出演キャンセルは、先日発表したばかりのノー・モア・ツアーズ2の北米ツアーキャンセルに続く形となる。治療を理由にキャンセルとなったツアーは、5月にスタートする予定だった。
同じ3月5日には、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーと音楽プロデューサーのアッティカス・ロスが音楽を手がけた米ドラマ『ウォッチメン』のパネルディスカッションへの参加キャンセルを発表。ナイン・インチ・ネイルズの公式Twitterでは、キャンセルのニュースと合わせて、ワーナーメディア(『ウォッチメン』をオンエアする米HBOは同社の傘下)が多数のSXSWイベントをキャンセルした、という記事にも言及した。