当初は「Let Your Love Be Known」というタイトルだったが、ここでは「Sing for Life」に改題。
クリップの冒頭では、ボノがカメラを顔に向けて、口元をズームインしながら”ダブリンの街を歩いていても / 誰も近くにはいなかった”と歌っている。そのあとすぐに映し出されるウィル・アイ・アムは、自宅の窓にもたれかかって悲しそうな表情で、"ロンドンの街を歩いていると 誰もが姿を消したように見える"と歌う。
2コーラス目ではジェニファー・ハドソンによる自宅からのバッキング・ヴォーカルとともに、ウィル・アイ・アムが世界中を席巻している危機を的確に表現してみせる。"時間が経つにつれ自分の仕事がどうなるのか心配になる / 涙を拭くためのティッシュが見つからない”
「この曲は喜びをもたらすために作られたものだ」とウィル・アイ・アムは自身のYouTubeアカウントに記している。「このような時代に、クリエイティブな人たちは協力し続けなければならない......コンピューターの科学者であろうと、エンジニアであろうと、セラピストであろうと、教師であろうと、私たちが孤立したり、隔離されたりしているからといって、『自分は一人ぼっち』とはならないはずだ。国境を超えた美しい繋がり、すなわちインターネット上では誰もが一人ではない! この時間を利用して、問題を解決するためクリエイティブになり、手を取り合って遠隔作業をしよう。健康な体は、健康な心も意味するんだ」