BLACKPINKが、初のオンラインライブの開催を発表した。日本時間12月27日14時からYouTubeで独占配信のオンラインライブチケットは、12月2日から発売が開始されている。


BLACKPINKは、インターネットを破壊するのか? 12月2日、世界的人気を誇るK-POPグループのメンバーは、初のオンラインライブの開催を発表した。The Showと銘打ったライブは、クリスマスの2日後の12月27日にYouTubeが独占配信する。この動画配信プラットフォームでBLACKPINKは、世界で2番目にメジャーなアーティストとしての地位を確立している(1位は僅差でジャスティン・ビーバー)。

テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデ、エド・シーランをはじめ、その他の世界的人気ポップミュージックスターより多いYouTubeチャンネル登録者数を擁するBLACKPINKの4つのミュージックビデオはすべて、発表から24時間にわたってYouTubeのトップ10にランクインしている。12月27日14時(日本時間)に”BLINKS”と呼ばれるBLACKPINKのファンがYouTubeに殺到することにより、同プラットフォームのトラフィックが爆発的に増大するであろうことは、いうまでもない。

オンラインライブのチケットは、こちらの専用ページからBLACKPINKのYouTube公式チャンネルメンバーシップに入会することで購入可能だ。
プレスリリースの中でBLACKPINKは、入会者に「おまけの特典」を用意していると述べており、チケットには2タイプの料金が設定されている。ひとつは3590円のSTANDARD、もうひとつは、4790円のPLUSだ。どちらにもストリーミング、再放送、カスタマイズされた絵文字が含まれる一方、PLUSにはバックステージコンテンツという特典が付く。12月4日の14時にBLACKPINKがYouTubeの公式チャンネルに登場する際、より詳しい情報を発表するとプレスリリースには記されていた。

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10月2日にリリースされたBLACKPINK初のフルアルバム『THE ALBUM』は、本誌のTop 200 Albumチャートで初登場2位についた。アルバムセールスが9万を超えるなか、『THE ALBUM』はその週でもっとも売れたLPとなった。
それだけでなく、最初の週のセールスは、K-POP史上もっとも高い数値を記録した。

メジャーアーティストがアルバムをリリースすれば、当然、次はそのアルバムを携えたツアーを行う。しかしながら、そうした活動は新型コロナウイルスに伴う規制のせいで不可能になっている。そこで他のアーティスト同様、BLACKPINKはライブストリーミングを頼ることにした。

「私たちのことを辛抱強く待ち続けてくれたBLINKSのみんなのために、とびきりスペシャルなことをして一年を締めくくりたかったんです」と、BLACKPINKは声明を発表した。

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YouTubeのグローバル部門の責任者を務めるリオ・コーエン氏は、「これほど素晴らしい才能の持ち主たちとYGエンターテインメントのチームとパートナーシップを結び、絶対に見逃せないライブストリーミング体験をお届けできることを誇らしく思っています」と言い添えた。