近日公開予定のマシン・ガン・ケリー主演の映画『Good News』のタイトルが、マック・ミラーの兄からの批判を受け変更された。

6月末に発表されていた本作は、特定のアーティストの伝記映画として制作されたわけではなかったが、マック・ミラー、ジュース・ワールド、ポップ・スモークやリル・ピープらの様に夭折したアーティストの生き様にインスパイアされたフィクション作品だった。
しかし、タイトルとされていた『Good News』は、マック・ミラーの死後の作品に全く同じタイトルの曲があることから批判を受けていた。

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マック・ミラーの兄であるミラー・マコーミックはInstagramのストーリーに「クソ喰らえ。お前の映画もだ。少なくともタイトルを変えやがれ」と投稿し、不快感を露わにしている。

Mac Millers brother addressed MGK and his upcoming movie based around the life of a troubled musician in their final days. The title is ”Good News?”

The film was inspired from lives such as Mac Miller and others.

This is NASTY. pic.twitter.com/GFOlBxU8rh— On Thin Ice (@OnnThinIce) July 1, 2021

E! News誌が伝えるところによると、今回の映画の配給を務めたRivulet Mediaはタイトルの変更を発表したとのこと。Rivulet Mediaからは「私たちの作品は過酷な人生を生きてきたミュージシャンが成り上がっていくストーリーでしたが、あくまでフィクションでした。従って、特定のアーティストの伝記映画であったり、実在したアーティストを参考にしたわけではありません。タイトルの『Good News』はマック・ミラーや、他の夭折したアーティストたちへのオマージュとして考えていましたが、これはあまりにも敬意を欠くことに気づきました。SNS上では多くの方がこのタイトルを不快に感じているということも聞きましたので、私たちは躊躇なく今回のタイトルを変更することにいたします」とのコメントがあった。

変更後のタイトルは、現在のところまだ発表されていない。本作はティム・サットンが脚本、監督を務めている。

From:Machine Gun Kelly Film About Troubled Musician Changes Title After Criticism From Mac Millers Brother
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