今回のインタビューでは、メンバーそれぞれがどのような経緯でこのプロジェクトに集結し、どんな想いで変化しながら正真正銘のバンドにならんとしてきたのか語ってもらった。Natural Lagがそのバンドメカニズムも含め、如何に魅力的で面白いバンドか紐解く内容になっているので、ぜひご覧いただきたい。
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―2020年のデビューから2年。今、Natural Lagはどんなバンドになっているなと感じていますか?
花村想太(以下、花村):結成当初は、僕がやりたいことをやるソロ・プロジェクトみたいな感じでスタートしていたので、1stミニアルバム『ナチュラルストーリー』は自分ひとりで創ったモノをバンドメンバーにアレンジしてもらう。そういう方向性で活動していたんですけど、もっと仲間感が欲しいなと思って。それで「立て直そうかな」と自分の中で構想して、スタッフさんにもバンドメンバーにも相談して「みんなで方向性を決めていく、メンバーひとりひとりがNatural Lagの顔になるような活動がしたい」という話をしたんです。そこから今回のミニ・アルバム『Natural Awake』の制作に入ったので、話し合いをする機会が圧倒的に増えましたね。しっかり全員で意見を出し合って作品を創っていけるようになりました。