BOYNEXTDOORは韓国の人気歌手・ラッパー・プロデューサーであるZICOがプロデュースし、HYBE MUSIC GROUP レーベルの KOZ ENTERTAINMENTに所属する6人組男性グループ。2023年デビューとまだ活動期間は長くないにも関わらず、メンバーの安定した高いパフォーマンススキルと楽曲の音楽性の高さが魅力である。
【ライブ写真ギャラリー(ソロカット)】『BOYNEXTDOOR TOUR KNOCK ON Vol.1 IN JAPAN』
ライブ開始前の映像のあと、座席が振動するほどのの轟音と眩いストロボの光で開幕。「横浜、Make some noise!」の叫びとともに6人が登場し、会場はONEDOOR(ワンドア・BOYNEXTDOORのファン名称)たちの大きな歓声に包まれた。人気曲「Earth, Wind & Fire(Japanese Ver.)」でスタート。黒いジャケットとダメージジーンズに身を包んだメンバーたちが軽やかに激しく踊る姿が印象的だ。
続けて「Dangerous」をパフォーマンスし、MCへ。リーダーのJAEHYUNが「皆さん、今日は本当に大事な日です。最後の日本ツアーですよ。声が小さいですよ。もっと出せますよね?」と煽る場面も。またこの日、緩いパーマ風のヘアスタイルだったLEEHANが「こんにちは、ボサボサ王子です」と自己紹介し、会場が柔らかい笑いに包まれた。続けて「But I Like You」「lifeiscool」「OUR」を披露。
幕間映像が流れたあと、再びスタンドマイクとともに登場したメンバーは色とりどりなセーターやカーディガンをまとったカジュアルな装いで「Call Me」を熱唱。続いてハンドマイクに持ち替え、RIWOOのしっとりと美しい独唱から「20」がスタートする。メンバーの透明感溢れる高音が映える歌唱に、観客は息を呑むように釘付けになっていた。
その後のMCでWOONHAKは「皆さんが集中して聴いているときの表情が見えるんですけど、ちょっと感動しました」、JAEHYUNは「日本の皆さんがコンサートの中で一番集中してる」などと、そのパフォーマンス中の観客の集中力に言及。また、SUNGHOが「横浜で旅行するなら何をするのがいいですか?」と尋ねると、客席から「アンパンマンミュージアム」「中華街」など様々なアイデアが叫ばれ、「アンパンマン?」「全然聞こえないよ」「アンパンマンも食べ物ですか?」などと、ONEDOORとコミュニケーションを取った。
(P)&(C) KOZ Entertainment.
さらに今年1月にリリースしたばかりの「今日だけ I LOVE YOU (Japanese Ver.)」のサビを観客たちで歌う場面も。韓国語の歌詞まで完璧に歌うONEDOORに対して、TAESANは「今日は完璧でしたね!」と笑顔に。JAEHYUNは、観客がメンバーの名前を大きな声で叫ぶ時に対して、歌う時の声が綺麗すぎることに対して驚くとともに「本当に綺麗でした」と感動した。SUNGHOの「今日だけじゃなくて、400年後も愛してる」という一言とともに「今日だけ I LOVE YOU (Japanese Ver.)」のパフォーマンスがスタート。ステージの上を自由に動きまわり、心から楽しそうに歌って踊る姿は、人間味があふれていて、見ていて温かい気持ちになった。ダンスをぴったりと揃えたり、スタイリッシュに決めることが評価されることも多い中、BOYNEXTDOORの魅力はまさに”隣んちの子たち”のような親しみやすさと、自由で生き生きとした表情なのだ。
幕間映像にてファンの間で「プネクド」の愛称でお馴染みの公式キャラクターが登場。幕が開くと、そこにはパペットを手にしたメンバーたちがと人形劇のような小屋が現れた。そのまま「ABCDLOVE」が披露され、そのかわいらしい姿に会場が歓声で包まれた。
続く「Amnesia」ではメンバーが客席に降りて1階席を歩き回り、ファンと交流する姿が見られた。LEEHANが積極的にファンの作った応援グッズや団扇を積極的に手に取るなど、ONEDOORにとって夢のような時間が流れた。メンバーがステージに戻ると「GOOD DAY」「Fadeaway」のパフォーマンスが続き、青い銀テープが飛び出したり、メンバーがタオルを投げたりなど、その日一番の盛り上がりを見せた。
(P)&(C) KOZ Entertainment.
メンバーが一度去ってその後に雨の映像が流れると、今度はラインストーンのついたデニム姿に着替えた姿で登場し、「Crying」をしっとりと披露。「But Sometimes (Japanese Ver.)」「Gonna Be A Rock」と迫力のあるダンスパフォーマンスが続き、その後のMCでは「この曲が一番きつい(TAESAN)」「10秒数えてください(JAEHYUN)」と水分をとって休憩する姿も見られた。JAEHYUNが「今日が一番(パフォーマンスに)入り込めた」と語ると、LEEHANが「嘘だ嘘だ。僕のお尻を叩きました」とツッコむと会場に笑いが起こった。
残された時間もあとわずかとなり、「最後の曲はどれにしようかと思いましたがKNOCK ONの最後を飾る曲はこれしかないと思いました(WOONHAK)」「僕たちと皆さんを出会わせてくれた曲。
本編が終わっても熱は冷めない。前方の画面には「今からONEDOOR TIME!」と、「Serenade」の歌詞が映し出され、ONEDOORたちの合唱が起こる。続くアンコールでは先ほど合唱した「Serenade」に加えて「400 Years」「So lets go see the stars」、(最終日のみ)ダブルアンコールにて「Earth, Wind & Fire」が再び披露され、惜しまれつつ幕を閉じた。
最後のMCではメンバーが、「実は常にステージでもたくさんの悩みを抱えていたりします。今回はどうやって見せようか悩んだりもします。でも実際にこうしてステージに立つとONEDOORのみんながいてくれて、悩みよりもこれからもっと楽しいこと起こるんじゃないかと思います(SUNGHO)」「またすぐ帰ってきます。他のところにいったらダメだよ。私が一番好きな言葉があります。”僕だけ見て”。
(P)&(C) KOZ Entertainment.
そんな彼らの待望の初単独コンサートツアー『BOYNEXTDOOR TOUR KNOCK ON Vol.1 IN JAPAN』神奈川公演が、2月23日(日)、24日(月・祝)にパシフィコ横浜・国立大ホールにて開催された。
【ライブ写真ギャラリー(ソロカット)】『BOYNEXTDOOR TOUR KNOCK ON Vol.1 IN JAPAN』
ライブ開始前の映像のあと、座席が振動するほどのの轟音と眩いストロボの光で開幕。「横浜、Make some noise!」の叫びとともに6人が登場し、会場はONEDOOR(ワンドア・BOYNEXTDOORのファン名称)たちの大きな歓声に包まれた。人気曲「Earth, Wind & Fire(Japanese Ver.)」でスタート。黒いジャケットとダメージジーンズに身を包んだメンバーたちが軽やかに激しく踊る姿が印象的だ。
続けて「Dangerous」をパフォーマンスし、MCへ。リーダーのJAEHYUNが「皆さん、今日は本当に大事な日です。最後の日本ツアーですよ。声が小さいですよ。もっと出せますよね?」と煽る場面も。またこの日、緩いパーマ風のヘアスタイルだったLEEHANが「こんにちは、ボサボサ王子です」と自己紹介し、会場が柔らかい笑いに包まれた。続けて「But I Like You」「lifeiscool」「OUR」を披露。
「lifeiscool」ではLEEHANがスポットライトを浴び、ワイングラスとともに妖艶に踊るシーンが挟まれ、後のMCでメンバーにそのことをいじられるというくだりがあった。
幕間映像が流れたあと、再びスタンドマイクとともに登場したメンバーは色とりどりなセーターやカーディガンをまとったカジュアルな装いで「Call Me」を熱唱。続いてハンドマイクに持ち替え、RIWOOのしっとりと美しい独唱から「20」がスタートする。メンバーの透明感溢れる高音が映える歌唱に、観客は息を呑むように釘付けになっていた。
その後のMCでWOONHAKは「皆さんが集中して聴いているときの表情が見えるんですけど、ちょっと感動しました」、JAEHYUNは「日本の皆さんがコンサートの中で一番集中してる」などと、そのパフォーマンス中の観客の集中力に言及。また、SUNGHOが「横浜で旅行するなら何をするのがいいですか?」と尋ねると、客席から「アンパンマンミュージアム」「中華街」など様々なアイデアが叫ばれ、「アンパンマン?」「全然聞こえないよ」「アンパンマンも食べ物ですか?」などと、ONEDOORとコミュニケーションを取った。

(P)&(C) KOZ Entertainment.
さらに今年1月にリリースしたばかりの「今日だけ I LOVE YOU (Japanese Ver.)」のサビを観客たちで歌う場面も。韓国語の歌詞まで完璧に歌うONEDOORに対して、TAESANは「今日は完璧でしたね!」と笑顔に。JAEHYUNは、観客がメンバーの名前を大きな声で叫ぶ時に対して、歌う時の声が綺麗すぎることに対して驚くとともに「本当に綺麗でした」と感動した。SUNGHOの「今日だけじゃなくて、400年後も愛してる」という一言とともに「今日だけ I LOVE YOU (Japanese Ver.)」のパフォーマンスがスタート。ステージの上を自由に動きまわり、心から楽しそうに歌って踊る姿は、人間味があふれていて、見ていて温かい気持ちになった。ダンスをぴったりと揃えたり、スタイリッシュに決めることが評価されることも多い中、BOYNEXTDOORの魅力はまさに”隣んちの子たち”のような親しみやすさと、自由で生き生きとした表情なのだ。
メンバーそれぞれのダンスや歌声に加えてキャラクターの個性も強く、その凸凹したバランス感が絶妙である。
幕間映像にてファンの間で「プネクド」の愛称でお馴染みの公式キャラクターが登場。幕が開くと、そこにはパペットを手にしたメンバーたちがと人形劇のような小屋が現れた。そのまま「ABCDLOVE」が披露され、そのかわいらしい姿に会場が歓声で包まれた。
続く「Amnesia」ではメンバーが客席に降りて1階席を歩き回り、ファンと交流する姿が見られた。LEEHANが積極的にファンの作った応援グッズや団扇を積極的に手に取るなど、ONEDOORにとって夢のような時間が流れた。メンバーがステージに戻ると「GOOD DAY」「Fadeaway」のパフォーマンスが続き、青い銀テープが飛び出したり、メンバーがタオルを投げたりなど、その日一番の盛り上がりを見せた。

(P)&(C) KOZ Entertainment.
メンバーが一度去ってその後に雨の映像が流れると、今度はラインストーンのついたデニム姿に着替えた姿で登場し、「Crying」をしっとりと披露。「But Sometimes (Japanese Ver.)」「Gonna Be A Rock」と迫力のあるダンスパフォーマンスが続き、その後のMCでは「この曲が一番きつい(TAESAN)」「10秒数えてください(JAEHYUN)」と水分をとって休憩する姿も見られた。JAEHYUNが「今日が一番(パフォーマンスに)入り込めた」と語ると、LEEHANが「嘘だ嘘だ。僕のお尻を叩きました」とツッコむと会場に笑いが起こった。
残された時間もあとわずかとなり、「最後の曲はどれにしようかと思いましたがKNOCK ONの最後を飾る曲はこれしかないと思いました(WOONHAK)」「僕たちと皆さんを出会わせてくれた曲。
皆さん一緒にロックする準備はいいですか?(SUNGHO)」という言葉とともに、デビュー曲である「One and Only (Japanese Ver.)」を披露。RIWOOの脚はこの日も高く上がっていた。「SKIT」のダンスブレイクに続き、本編最後の曲「Nice Guy」のパフォーマンスでは花火も上がり、「また後で!」と言葉を残してステージから去っていった。
本編が終わっても熱は冷めない。前方の画面には「今からONEDOOR TIME!」と、「Serenade」の歌詞が映し出され、ONEDOORたちの合唱が起こる。続くアンコールでは先ほど合唱した「Serenade」に加えて「400 Years」「So lets go see the stars」、(最終日のみ)ダブルアンコールにて「Earth, Wind & Fire」が再び披露され、惜しまれつつ幕を閉じた。
最後のMCではメンバーが、「実は常にステージでもたくさんの悩みを抱えていたりします。今回はどうやって見せようか悩んだりもします。でも実際にこうしてステージに立つとONEDOORのみんながいてくれて、悩みよりもこれからもっと楽しいこと起こるんじゃないかと思います(SUNGHO)」「またすぐ帰ってきます。他のところにいったらダメだよ。私が一番好きな言葉があります。”僕だけ見て”。
また会おうね(JAEHYUN)」「僕は満足していません。今日のステージではなくて僕たちもっと大きな場所でお会いしたいですよね(RIWOO)」などと、さらなる成長と次の来日公演への期待を語った。パフォーマンス中にコロコロと変わる表情や、その場を楽しみながら時には自由に踊って歌うアドリブ力の高さは、大きな韓国アイドルシーンの中にあって異色であり魅力的だ。活動歴若干1年半ほどでこのパフォーマンス力の高さとは。今後が非常に楽しみになってしまう満足感の高いステージであった。

(P)&(C) KOZ Entertainment.
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