型破りなファッションとメイクで唯一無二の存在感を放つ彼女たちは、所属レーベルXGALXの理念に基づき、常に革新的なパフォーマンスを追求している。現在は、2024年に日本からスタートした初のワールドツアー「the first HOWL」を終えようとしており、アジア、ヨーロッパ、北米を巡った後、今年はヨーロッパ、南米、アメリカでも追加公演を実施。5月14日には東京ドーム公演を控え、新曲「MILLION PLACES」もリリース予定だ。
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今回、XGがローリングストーン誌のインタビューに応じ、コーチェラの舞台裏、これまでの旅路、そして未来へのビジョンについて語ってくれた。
ーコーチェラに出演すると聞いたときの反応は?
HINATA:最初は信じられなかったです。みんなで『えっ、何?』って固まっちゃって(笑)。私たちにとって本当に夢のステージだったので、こんなに早く立てるなんて、驚きと喜びでいっぱいでした。
ー出演が決まったことを最初に伝えたのは誰でしたか?
HINATA:家族にはサプライズにしたくて、正式発表まで黙っていました。発表されたときには、たくさんのメッセージが届いて、家族もすごく驚いていました!
ー日本を拠点にしている中で、コーチェラについてはどのように知っていましたか?
COCONA:毎年、みんなでコーチェラのパフォーマンスを一緒に観る時間を作っていました。普段はメインステージのパフォーマンスを中心に観ていたのですが、今回はサハラステージでの出演だったので、過去のサハラステージの映像もたくさん見返しました。
ー実際に現地でフェスを体験して、印象は変わりましたか?
COCONA:現地に行くのは初めてだったので、想像だけで準備するのは本当に大変でした。実際に行ってみて、風の強さや空気の乾燥具合など、想像以上に過酷な環境だと実感しました。
ー特に「IN THE RAIN」のパフォーマンスでは風が強かったですね。
COCONA:異なる環境でのショーは本当に大変でしたが、たくさん学びにもなったし、最高の経験でした。この経験を活かして、もっと成長していきたいです!
ーセットリストや準備ではどんなチャレンジがありましたか?
JURIN:今回のコーチェラの準備期間は、私たちのキャリアの中で最もチャレンジが多かったです。直前でのセットリスト変更や音源編集、衣装調整など、ギリギリまで細かい作業が続きました。
ーフェスでは、初めてXGを見る観客も多かったと思います。パフォーマンスを通してどんな印象を持ってほしいですか?
HARVEY:私たちを”7人組のエイリアン”だって思ってもらえたら嬉しいです(笑)。私たちの絆や、音楽を楽しむ気持ちが伝わって、観客と一緒にその瞬間を共有できたらいいなと思っています。
ーXGを3つの言葉で表すと?
JURIA:”エクストラオーディナリー(Xtraordinary)”。私たちのグループ名(Xtraordinary Girls)の通り、常識や型にとらわれずに自分たちの道を切り開くこと。次に”エイリアン(Aliens)”。

©XGALX
ーワールドツアーを通して、チームワークにはどんな変化がありましたか?
CHISA:自然とミーティングの頻度が増えて、お互いの強みや役割について話す機会がたくさんありました。その中で、チームワークもぐっと深まりました。
ーメンバーはあなたにとってどんな存在ですか?
CHISA:私にとってメンバーは、自分自身と同じくらい自分を理解してくれる存在です。家族のような、姉妹のような絆で結ばれていて、楽しいときも苦しいときも一緒にいます。彼女たちは、今の私の人生で最も深くつながっている存在です。
ーコーチェラの間、シアトルでのツアー公演もありました。ハードスケジュールの中でどうリフレッシュしていましたか?
JURIA:ショッピングをしたり、現地の美味しいごはんを食べたりしてリフレッシュしていました! コーチェラの翌日にはIn-N-Out Burgerに行ったんですけど、本当に美味しすぎて泣きそうになりました(笑)。
ーコーチェラ出演を経て、これからの目標は?
HINATA:たくさんあります! ビルボードHot 100で1位を獲ること、コーチェラのメインステージに立つこと、グラミー賞を受賞すること。でも一番は、音楽とパフォーマンスを通して、世界中の人に勇気と愛を届けることです!
ーデビューからこれまでで、学んだことはありますか?
COCONA:もちろん周りの意見や評価も大事だけど、私たちが何を成し遂げたいか、何を世界に残したいかを一番大切にすること。
ー今後、どんな成長を目指していますか?
MAYA:個人としてもグループとしても、成長したい分野はたくさんあります。完璧を求めすぎず、自分を正直に見つめ直して、毎日新しいことに挑戦し続けたいです!
from Rolling Stone US