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だが、この店の評判をめぐる論点は単なる「差別」だけではない。サービスの質、管理体制、そして”言語交換イベント”という場が持つ特有の緊張感——さまざまなレイヤーが交錯している。
「最初は、東京で友達を作りたくて10回以上通った。でも、慣れてくるにつれてこの店のヤバさに気づいた」
そう語る投稿者は、「管理人の高圧的な態度」「ルールの強制」「説明のなさ」に失望を感じたという。ある日は、入口でQRコード登録を求められ、それについての説明もなく無言でチラシを突きつけられ、列の最後尾に戻されただけだった。
「最初は”たまたま機嫌が悪かったのかな”と思ったけど、3回同じ対応をされて”もう無理だ”と思った」「外国人を相手にしてるのに、外国人に不親切ってどうなの?」
この語学カフェでは、30分ごとに席替え&言語強制チェンジといったルールが存在し、自由な交流を求める参加者には大きなストレスとなっているようだ。
「仲良くなれた人ともっと話したいのに、30分で強制的に別れさせられる」「”日本語を練習しに来た”のに、”英語タイムだからダメ”と止められた」
ルールを徹底するあまり、本来の目的——言語や文化を通じての交流——が機能しなくなっているという指摘もある。
一方で、この場を擁護する声も一部では存在する。
「”マネージャーが厳しい”って言ってる人の中には、女性をナンパしようとして追い出された連中もいると思う」「出会い目的を防ぐための仕組みは必要」
このように、「安全な環境を守るための厳格運営」なのか、「偏った価値観による排他」なのか、見方は分かれる。
スレッドの参加者たちは、より自由で開かれた雰囲気の言語交換イベントも紹介している。
• 「某ボードゲームカフェの言語交換、雰囲気がよくて安心感があった(詳細はDMで)」
• 「代々木公園の夜のピクニックミートアップは、自由で居心地がよかった(ただし運営に課題も)」
• 「アイリッシュパブ系のミートアップイベントの方がカジュアルで管理も緩やか」
この問題を”人種差別”として断罪する声もある一方、「顧客対応力の欠如」や「交流場設計の失敗」と捉える向きもある。ただ共通しているのは、「言葉の壁を越えたい」という参加者の希望が、運営側の姿勢によって打ち砕かれているという現実だ。
「外国人が集まる場なのに、外国人に冷たい」「誰のための”語学交流”なんだろう」
その問いに、いま東京の一角が直面している。