BTSが、約3年ぶりとなるWeverseでの合同配信にて、2026年に正式なカムバックを果たす計画を明かした。2026年春には、2020年の『BE』以来となるBTSのスタジオ・アルバムがリリースされ、さらに『Permission to Dance On Stage Tour』に続く新たなワールドツアーも実施される。


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「来年の春に、新しいBTSのアルバムをリリースします。7月からは、7人全員で新しい音楽作りに本格的に取り組んでいきます」とBTSはコメント。「今回はグループとしてのアルバムになるので、それぞれのメンバーの思いやアイディアが反映される作品になると思います。デビュー当時のような気持ちでアルバム制作に臨んでいます…また、このアルバムと同時にワールドツアーも計画しています。世界中のファンに会いに行きますので、僕たちと同じくらい楽しみにしていてください」

LIVE 250701 BTS ไลฟ์ weverse

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2022年3月、BTSはグループとしての活動休止を発表。この間、V、SUGA、JIN、JUNGKOOK、RM、JIMIN、J-HOPEの7人は韓国での兵役義務を果たしつつ、それぞれソロアーティストとしての活動に取り組んできた。

JINは2022年12月に最初に入隊し、2024年6月に最初に除隊。その数ヶ月後、J-HOPEも除隊し、Rolling Stoneのインタビューでは兵役期間中の時間について「かけがえのないものだった」と語っている。「あの時間に考えたことは、自分の中で切り離せない一部となり、今の自分を育ててくれました。そしてその経験が、自分の語るストーリーや、作りたい音楽にも影響を与えているんです」

2025年6月初頭にはRMとVが兵役を完了。その後、JUNGKOOKとJIMINも続いて除隊し、数日後にはSUGAも除隊となった。

当時、所属事務所のBig Hitは「SUGAへの皆さまの温かい応援と励ましを、心の中で届けてください。
変わらぬ愛とサポートに、いつも感謝しております。弊社は今後もアーティストの支援に最善を尽くしてまいります。引き続きBTSへのご声援をよろしくお願いいたします」との声明を発表した。

SUGAは、BTSおよびファンと離れて過ごした時間について、次のように振り返っている。「この2年間、自分自身について考える時間を持てたと思います。特に、長い間続けてきた活動から一旦距離を置いて、自分を見つめ直す必要があると感じました。それまではただ前に突き進むばかりで、自分自身を振り返ることがありませんでした。でも今回は、自分を見つめ直す良い機会になりました」

そしてこう続けた。「これまで待っていてくれたファンの皆さんに、心から感謝の気持ちを伝えたい。本当に会いたかったです」

from Rolling Stone US
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