フー・ファイターズ(Foo Fighters)は現地時間9月13日の夜、2025年最初の公演としてカリフォルニア州サンルイスオビスポのキャパ900人のフリーモント・シアターに登場し、新ドラマーのイラン・ルービンと初めて演奏を行った。ナイン・インチ・ネイルズの元メンバーであるルービンは、2022年に長年のドラマーだったテイラー・ホーキンスが亡くなった後に加入したジョシュ・フリーズとバンドが別れたのち、この夏からフーファイに参加している。


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公演中、フロントマンのデイヴ・グロールはステージ上でルービンを紹介。「ようやく俺から言える番だ。レディース&ジェントルメン、どうか歓迎してくれ……フー・ファイターズのドラマーを務める、最高にイカしたやつ、イラン・ルービン。もう公式決定だ。パスポートにスタンプ押せるくらいだよ」と語った。

THAT WAS FUN!!!
Welcome Ilan Rubin

Alexis Gross pic.twitter.com/VBF7OzyOGg— Foo Fighters (@foofighters) September 14, 2025
前日に発表されたこのサプライズ公演では、代表曲「Everlong」「Learn to Fly」を含む全25曲を披露。さらに、ここ数年演奏されていなかった楽曲も取り上げられた。そのひとつが、デイヴ・グロールがニルヴァーナ在籍中に書き、カート・コバーンにニルヴァーナの曲候補として聴かせたという、1stアルバム収録曲「Exhausted」だった。さらに、フーファイ結成以前にデイヴが書いた「Winnebago」も演奏された。

フーファイのInstagramで発表されたこの公演告知には、新曲と思われるティーザー音源も含まれていた。バンドは間もなくツアーに出発し、年内にインドネシア、シンガポール、日本、メキシコでの公演を行う予定。今年に入ってフーは、2023年のアルバム『But Here We Are』以来となる新曲「Todays Song」や、マイナー・スレットの「I Dont Wanna Hear It」のカバーを発表している。
さらにバンドは、翌9月15日(月)にカリフォルニア州サンタアナのオブザーバトリーで、イラン・ルービンとともに2度目の公演を行うことを発表した。

フジロックとの歴史的な関わりを振り返る特別映像シリーズ「FOO FIGHTERS × FUJI ROCK HISTORY」の第2弾も公開されている。苗場での開催2年目となった2000年の伝説的ステージから、デビュー・シングル「This Is A Call」のライブ映像が期間限定で視聴可能だ。公開は9月19日(金)17時までとなっている。

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From Rolling Stone US.

フー・ファイターズ、新ドラマー参加後の初ライブがサプライズ実現【動画あり】
FOO FIGHTERS -LIVE IN 2025 SECOND SHOW ADDED


"FOO FIGHTERS LIVE IN 2025"

2025年10月8日(水)さいたまスーパーアリーナ ※追加公演
サポート・アクト:マキシマム ザ ホルモン

2025年10月7日(火)さいたまスーパーアリーナ *SOLD OUT
サポート・アクト:おとぼけビ~バ~

2025年10月10日(金)ジーライオンアリーナ神戸 *SOLD OUT
※注釈付きチケット追加販売が決定

詳細:https://smash-jpn.com/foofighters2025/

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