クラフトワーク(KRAFTWERK)の7年ぶり単独来日ツアーが決定。4月27日(月)名古屋・Zepp Nagoya、4月28日(火)大阪・グランキューブ大阪、5月1日(金)・2日(土)に東京・SGC HALL ARIAKEで公演を行う。


実験的なエレクトロニック・テクノロジーを駆使した先鋭的な作品を結成当初から次々と世に送り出し、1974年発表の『アウトバーン』で世界的ブレイクを果たしたクラフトワーク。革新的な電子音楽のアプローチは多くのミュージシャンに衝撃を与え、YMOに象徴される70年代後半以降のテクノ大潮流の源流として”元祖テクノ・ポップ”と称されるまでになった。

その革新性は音楽だけにとどまらない。ロシア構成主義を思わせるアヴァンギャルドなアートワーク、自らをロボット化したビジュアルイメージ、シニカルかつ緻密に構築されたステージング――そのすべてが当時のポップ・カルチャーを大きく更新した。さらに80年代に入ると、彼らの電子的アプローチはヒップホップやハウスなど”電子楽器を用いたダンス・ミュージック”のルーツとしても再評価され、20世紀の音楽史を塗り替えた存在として語られている。

2012年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で画期的な公演を実施。8枚のオリジナル・アルバムを8日間にわたり全曲披露し、ステージ全面に投影された映像はすべて3D仕様という大胆な演出で大反響を巻き起こした。この3Dライブは翌13年に日本でも開催され、東京8公演+大阪公演が即日完売。以降もシドニー・オペラハウス、ベルリン新ナショナルギャラリーなど世界各地で披露され、称賛を集め続けた。

3Dライブを収めた映像&音源作品『3-D THE CATALOGUE』は2017年にリリースされ、第60回グラミー賞最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞を受賞。2019年には再び東京・大阪での3Dコンサートを成功させ、チケットは即日完売となった。

2020年には創立メンバーのひとり、フローリアン・シュナイダーが逝去するという悲報もあったが、ラルフ・ヒュッターを中心に活動は継続。
2021年10月には「ロックの殿堂」入りを果たし、2024年にはフジロックで日本のステージへ凱旋した。2026年には大規模なUKツアーを行うことも明らかにされており、その勢いは衰える気配がない。

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クラフトワークの7年ぶり単独来日ツアー決定、2026年4月〜5月に東名阪

クラフトワーク/KRAFTWERK
MULTIMEDIA TOUR 2026
2026年4月27日(月)名古屋・Zepp Nagoya 18:00開場/19:00開演
2026年4月28日(火)グランキューブ大阪 18:00開場/19:00開演
2026年5月1日(金)東京・SGC HALL ARIAKE 18:00開場/19:00開演
2026年5月2日(土)東京・SGC HALL ARIAKE 16:00開場/17:00開演

チケット料金(各税込)
東京・大阪:S席 ¥20,000 A席 ¥19,000
名古屋:1Fスタンディング ¥20,000 2F指定 ¥25,000 (ドリンク代別途)
公演ページURL:https://udo.jp/concert/KRAFTWERK26
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