「Create&Expand(創造と拡大)」というテーマを掲げた今回のツアー。それを純度高く表現するべく「コンセプトに準じた会場の世界観、ライブ演出を予定しています。その為「Da-iCE ARENA TOUR 2025 -EntranCE」オフィシャルグッズ以外の会場内での使用は禁止とさせていただきます」といったアナウンスが開演前から流れるという徹底した拘りを感じさせ、セットもメインステージ~ランウェイ~センターステージ、巨大なセンタースクリーン~その左右にサブスクリーンを設置と、Da-iCEの最新形のライブパフォーマンスを巨大な空間においても細部まで堪能してもらう為の環境を整えており、レコ大に紅白という夢を叶えても、さらなる高みを目指さんとする5人の強い意思を感じさせた。
そこに集いし、2万人もの超満員のオーディエンス。そんな完璧なシチュエーション下、生バンドの演奏に合わせてまずは上空の円形ステージに「Entrance 6」を歌いながら(ラップしながら)工藤大輝、大野雄大、花村想太が登場し、岩岡徹、和田颯が待つ無数のスモークを噴射するセンターステージへ降り立ち、5人でマイクリレーしながら肩を並べる。そのまま「楽しむ準備はできてるかぁー!」「全員、ただただ声出していこうぜぇー!」と360℃全方位に向けて回転するステージの上で「BACK TO BACK」「SiX」と、パワフルな生バンドサウンドと共に跳ねるように歌い踊り、熱狂する6面(※Da-iCEファンの呼称)を嬉々とした表情で眺めながらメインステージへ移動すると、空間をSFチックに彩るLEDの光やレーザーと、それに連動したカラーを放つ客席のサイリウムの光の波に包まれながら「FAKESHOW」「Monster (新曲)」も連発。大野と花村の他に類を見ない、凄まじい声量のツインボーカルが巨大な会場に隙間なく響き渡り、それに伴い工藤、岩岡、和田のダンスパフォーマンスの熱量も上昇し、軽やかながらもエモーショナルな動きで観る者すべてを鼓舞していく。
これまで数多のダンス&ボーカルグループを観てきたが、インストゥルメンタルとしても十二分にフロアを沸かせるであろうハイセンスなダンスミュージックのうえで「J-POPを届ける。歌詞をしっかり伝える」という意思のもとそれを成立させる歌声が響き渡り、その熱量にシンクロするようにハイテクニカルで各々の個性も剥き出しのダンスパフォーマンスでもしっかり魅せることができるライブなんて、本格的なダンス&ボーカルのカルチャーが日本に根付いて久しいが、他では体感したことがない。そんな日本を代表すべきスキルとセンスを誇る表現者である彼らだが、幕間のスクリーンに映し出された映像では、都会に似合うシックなファッションに身を包みながらも「30分だけ!」とゲームセンターで遊び始め、やんちゃにはしゃぎ始めてしまう(笑)。
そして、その愉快な仲間たちの映像が一時停止されると、チャンネルを変えるようにステージはカラフルでポップな世界に変容し、前述の紅白でも披露された代表曲のひとつ「I wonder」からライブは再開。思わず歌唱中に笑い出してしまうぐらいハートフルな空気感の中で客席も優しい笑顔に溢れていく。なお、花村が笑い出してしまった理由は、大野のちょっとしたミスのせいだったようで「雄大くん、やめてもらっていいですかぁー!」とクレーム。会場が爆笑の渦に包まれる中、大野が名誉挽回するように素晴らしくソウルフルな歌声を響かせると、それに呼応するように「Tasty Beating Sound」では誰もがお祭り騒ぎで大騒ぎ。途中、ハンドクラップとコール&レスポンスの練習をするシーンも挟まれたのだが、花村は2万人の観客に対して「(今回のツアーで)ダントツダンバーワンのお客様がいらっしゃるにも関わらず、福岡、静岡、大阪、以下です!」と言い出し、その流れで工藤が何故か一句詠まされるムチャぶりも飛び出し、大野は埼玉を代表するお茶・狭山茶にかけて「茶! 茶! 茶!」コールを煽り出すという、もうなんでもアリ状態に(笑)。
ちなみに、初見の人は驚かれたかもしれないが、これはDa-iCEのライブにおいて通常営業。あれだけハイレベルなパフォーマンスをしておきながら、老若男女がお茶の間でバラエティ番組を観ているかのような気分になるノリも忘れない。で、このノリは後半につれてもっと拍車がかかることになるのだが(それについては、またのちほど)──続く「オレンジユース」ではセンターステージで乾杯も挟みながら、軽やかに楽しげに歌い踊ってシンガロングも生み出し、「FAKE ME FAKE ME OUT」ではセピア色に染まったメインステージに5人のシルエットが浮かび上がり、そのままジャジィな音楽空間の中で艶やかなパフォーマンスを繰り広げ、電話のコールから始まった「Black and White」では白黒に染まったスクリーンの中の5人をバックにクールに歌い踊り、我々をどこまでも酔いしれさせていく。
ギター、ベース、キーボード、ドラムスのセッションによるインタールードを挟んだあとは、センターステージの上空で「Love Song」を歌う大野と、その下でコンテンポラリーダンスを舞う和田。続く「image」では花村がメインステージで歌い、岩岡がコンテンポラリーダンスを踊り、さらに「ダンデライオン」では大野と花村のツインボーカルに工藤がエモーショナルなダンスで呼応し、最後は5人集まってパフォーマンスしながらタンポポのように揺れ並ぶ。そして、そのままセンターステージでDa-iCEの存在を世に知らしめた大ヒット曲「CITRUS」を披露するのだが、ボーカリストとして、パフォーマーとして5者5様に異なる表現をしながら、それがひとつの作品なっていく凄みで圧倒してみせる。
「埼玉と言えば、僕たちがモンスト(モンスターストライク)を始めた場所じゃないですか。ヘブンズロック。350人ぐらいのキャパのライブハウス。そこでライブをした際にモンストをやってて。今、モンストの主題歌(アニメ『モンスターストライク デッドバースリローデッド』オープニング主題歌)を務めさせてもらいながら、さいたまスーパーアリーナ。凄いことですよ!」と盛り上がる5人。そこから話が盛り上がりすぎて、何故かバリチッチ(指相撲の掛け声。地域によって「いっせーのせ」「指スマ」など呼び方が変わる)についてのトークへ。これがMC明けの曲「Clap and Clap」に想定外の影響を与えることになり、さいたまスーパーアリーナ中を巻き込んでのハンドクラップに加え「チッチー!」のコール&レスポンスが幾度となく繰り広げられ、そこに工藤がFRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」を突然流し、大野がその曲に合わせて可愛らしく踊り出すことに(笑)。こうして再びなんでもアリ状態と化したライブは、続く「スターマイン」「DREAMIN' ON」に第67回日本レコード大賞で作曲賞を受賞したばかりのナンバー「ノンフィクションズ」でもって、しゃかりきなシンガロングも巻き起こしながらとんでもないスパークを生み出していく。
そんなDa-iCE史上最大級のお祭り騒ぎを満喫させてくれた本編を経て、アンコールではメンバー5人が横一列に並んで「サンクチュアリ」を全員情感たっぷりに歌い上げ(スクリーンに5人それぞれの熱唱する姿もアップで映し出され)、今度は会場を感動の空気で埋め尽くしてみせる。そして、ジャンケンで勝った花村が「2万人全員で歌ってくれますかぁー! 最後はこの曲で終わります!」と叫んで「Live goes on」をオーラスに披露。ステージの端から端まで行進しながら、愛すべき6面たちに何度も何度も手を振りながら「終わりのない 夢は醒めてもまだ続く」と歌う彼らの姿は、ここからまだまだ続くDa-iCEの未来を物語り、会場は凄まじい多幸感に溢れかえっていた。ステージからの去り際に「平日で20000いけたってことはさ、頑張ればドーム行けるってことだよなぁー!」と叫んでいたが、今回のツアーでこれだけハイレベルでどこまでもハートフルなライブをやり遂げてみせた彼らと6面のみんななら、きっとその夢も叶えられることだろう。
こうして新たなエントランスからターミナルへと歩み出した彼らはこの年末、12月26日にテレビ朝日『ミュージックステーション SUPER LIVE 2025』に出演。年明けの2026年1月14日には待望のニューアルバム『TERMiNaL』をリリースし、1月24日より本作を携えた全国アリーナツアー「Da-iCE ARENA TOUR 2026 -TERMiNaL-」を開催することも決定している。いずれも次なる目標=ドームへ向けた重要なアクションになるので、お見逃しなく。
<リリース情報>
Da-iCE
New Album『TERMiNaL』
2026年1月14日(水)リリース
https://Da-iCE.lnk.to/TERMiNaL
【商品形態】
・初回生産限定豪華盤 AL+DVD3枚組 / 税込価格:¥25,000
・初回生産限定豪華盤 AL+Blu-ray Disc3枚組 / 税込価格:¥25,000
・AL+DVD2枚組(スマプラ対応) / 税込価格:¥9,680
・AL+Blu-ray Disc2枚組(スマプラ対応) / 税込価格:¥9,680
・AL(スマプラ対応) / 税込価格:¥3,900
<ライブ情報>
「Da-iCE ARENA TOUR 2026 -TERMiNaL-」
https://da-ice.jp/news/detail.php?id=1128662
2026年1月24日(土)【福岡】福岡国際センター 16:00/17:00
2026年1月25日(日)【福岡】福岡国際センター 14:00/15:00
2026年1月31日(土)【香川】あなぶきアリーナ香川16:00/17:00
2026年2月1日(日) 【香川】あなぶきアリーナ香川14:00/15:00
2026年2月7日(土)【宮城】ゼビオアリーナ仙台16:00/17:00
2026年2月8日(日)【宮城】ゼビオアリーナ仙台14:00/15:00
2026年2月21日(土)【新潟】朱鷺メッセ 16:00/17:00
2026年2月22日(日)【新潟】朱鷺メッセ 14:00/15:00
2026年2月28日(土)【東京】有明アリーナ 16:00/17:00
2026年3月1日(日)【東京】有明アリーナ 14:00/15:00
2026年3月7日(土)【兵庫】GLION ARENA KOBE 16:00/17:00
2026年3月8日(日)【兵庫】GLION ARENA KOBE 14:00/15:00
2026年3月21日(土)【神奈川】ぴあアリーナMM 16:00/17:00
2026年3月22日(日)【神奈川】ぴあアリーナMM 14:00/15:00
2026年4月11日(土)【広島】広島グリーンアリーナ16:00/17:00
2026年4月12日(日)【広島】広島グリーンアリーナ14:00/15:00
2026年4月18日(土)【愛知】日本ガイシホール16:00/17:00
2026年4月19日(日) 【愛知】日本ガイシホール14:00/15:00
2026年4月25日(土)【北海道】真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 16:00/17:00
2026年4月26日(日)【北海道】真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 14:00/15:00
Official HP https://da-ice.jp/


![VVS (初回盤) (BD) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51lAumaB-aL._SL500_.jpg)








