松坂桃李が主演を務める映画『あの頃。』(2021年2月よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー)より、追加キャストが解禁となった。
本作は、神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人によるハロー!プロジェクトへの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れ を描いた自伝的青春コミックエッセイ「あの頃。男子かしまし物語」(イースト・プレス刊)を実写映画化。ハロー!プロジェクトのア イドルにのめり込んでいく主人公・劔(つるぎ)を演じるのは、『娼年』(18)、『新聞記者』(19)などの話題作で様々な役柄に、 果敢に挑み続ける松坂桃李。大学院受験に失敗し、地獄のようなバンド活動を続けながら、金なし、彼女なしのどん底生活を 送っていた劒だったが、ある日、松浦亜弥の MV を観たことをきっかけにアイドルにドハマり。やがて仲間たちと共に遅れてきた青 春の日々を謳歌していく――。メガホンをとるのは、記録的ヒットを飛ばした『愛がなんだ』(19)や『mellow』(20)、『his』 (20)など次々に話題作を発表し、いま映画界から最も熱い視線を集めている今泉力哉。脚本は、これまで『南瓜とマヨネーズ』 (17)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)などで監督・脚本を手掛けてきた俊英・冨永昌敬。日本映画界を牽引するクリエイ ターがタッグを組み、振り返ってみれば「どうかしていた」としか思えないほどバカバカしくて笑えるのに、ちょっぴり切ない、誰もが経験し た「あの頃」の記憶を描き上げる。 今回解禁されたのは、松坂桃李演じる主人公・劔が出会う個性豊かなオタク仲 間や大学の後輩などを演じる追加キャストたち。 藤本美貴の魅力を熱く語るプライドが高くてひねくれ者のコズミン役に『今日から俺は!!劇場版』での今井役が記憶に新しい仲野太賀。石川梨華推しでリーダー格のロビ役に山中崇。痛車や自作のオタグッズを制作する西野役に若葉竜也。
CD ショップの店員で、劒がオタク仲間と出会うきっかけを作るナカウチ役に芹澤興人。 そして、ハロプロ全般を推すイトウ役に本作が映画初出演となるお笑いコンビ「ロ ッチ」のコカドケンタロウ。映画、ドラマ、舞台と幅広い分野で活躍する実力派俳 優陣が集結した。彼らは劇中で「恋愛研究会。」というバンドを結成し、トークイベ ントやハロプロの啓蒙活動という名目でモーニング娘。の曲を熱唱するなど強烈な キャラクターたちを熱演している。 そのほか、大下ヒロト、木口健太、中田青渚、片山友希、西田尚美ら若手演技派からベテランまで魅力的なキャストたちが脇を固める。 仲野太賀(コズミン役)コメント コズミンという役は、感じも悪く、陰口は叩くわ、調子に乗るわ、器も小さい。ただ、何故だか憎みきれない。なんなら少し愛おしい。その、"少し愛おしい"部分に沢山の想いがつまった原作を読んだ時、とても感動しました。矛盾してるような人物ですが、それすら人間味のように感じるコズミンに出会えて、本当に良かったです。今泉監督のもと、恋愛研究会。
のメンバーで過ごした日々は、紛れもなくキラキラした青春でした。 山中 崇(ロビ役)コメント 結局みんなモテたかったんでしょうね。撮影中にそんなことを思いました。自分の過ごした「あの頃。」を思い出しながら。うん、自分もそうだった。こいつらアホだなあ、ダメだなあ、でもわかるわぁー。そんな瞬間をたくさん見つけてくれたら嬉しいです。 若葉竜也(西野役)コメント 「あの頃。」みんなにある「あの頃。」。楽しかったね。辛かったね。そんな時間を少しでも映画に閉じ込められたら、と思いながら参加しました。お楽しみに。
芹澤興人(ナカウチ役)コメント 原作「あの頃。」に出てくるエピソードが嘘みたいな事ばかりで、こんな事ある?と思っていたのですが、恋愛研究会。の方々にお会いした時嬉々として話していて、この人たちもっとぶっ飛んでる!と思い直し畏怖と憧れを抱きました。どこまでがふざけてて、どこから本気なのか、その境界線の曖昧さは芝居する上で凄く面白かったです。男達のモーニング娘。の熱唱。僕たちは本気で原キーを目指してます。ここはおふざけなしです。 コカドケンタロウ(イトウ役)コメント 「コカドさん『愛がなんだ』好きですよねぇ?」ある日マネージャーからそんな連絡がきて、聞けば今泉力哉監督の作品に役者としてのオファーを頂いているとの事。自分には一生縁がないと思っていた、コント以外の演技のお仕事。結果、やらせてもらって本当に良かったです。劔さんの素晴らしくバカな日々を綴った物語。昔から友達だったかと錯覚するくらい気の合う共演者の皆さん。
プロの仕事を目の前で見せてくれたスタッフの皆さん。毎日の撮影が本当に楽しくて刺激的で夢みたいな日々でした。この興奮を皆様にも味わって頂ければ幸いです。最後に、一生言う事がないと思っていた言葉を言わせてください。「スクリーンで会いましょう」
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