MIKIMOTOは、新たなプロジェクト「My Pearls, My Style」を 2020 年 11 月 10 日(火)より、始動。 この「My Pearls, My Style」が伝えるテーマは、パールは、纏う者の内面と個性を鮮やかに映し出す、唯一無 二のジュエリー。
実際にミキモトのジュエリーを愛用する著名人や、親しみのある著名人のスペシャルインタビュー と撮り下ろしビジュアルを、随時公開。初回は
夏木マリ、千葉雄大が登場。優しさや強さ、エレガンス な魅力で見せ、スタイルアイコンとしてその個性が国内外から注目を集めている夏木マリと、様々な役柄をこなし、 パールのある生活を楽しむようになった千葉雄大、それぞれの個性や魅力、パールを纏ったとき醸 し出される誇りや強さを表現したビジュアル作品にもご注目。次回は冨永愛が登場する。
夏木マリスペシャルインタビュー
(Photos by:Hiro Kimura)
―夏木マリさんは、パールというジュエリーにどんな魅力を感じていますか? パールは、その人らしさを際立たせる宝石。他のジュエリーとの最大の違いはそこにあると思います。パールを身につけ ている人を見て、そのスタイリングがその人の個性にしっくりきていることって、あるでしょう?「あ、そうよね。この人ならこ う纏うわよね」と納得したり「この人はこんな風にパールを纏うのね」と目を奪われたり。纏い方だけでなく、その人が選 ぶパールの大きさやネックレスの長さ、ボリュームによっても印象は変わりますよね。パールは、纏う人の個性が美しく 反映されるジュエリーだと思います。 そしてもちろん、日本人としてのアイデンティティを思い出させてくれることもパールの魅力。日本人だったら皆、「いざ」 という時はパールを身につけたいと思いますよね。日本人らしさを際立たせてくれるし、誇らしい気持ちにさせてくれる。
年を重ねれば重ねるほどいっそう愛着が深まるのも、パールならではだと思います。
―今回の撮影衣装は、夏木さんのスタイリングアイデアを反映させたもの。そのコンセプトとは? スタイリングのテーマは、やはり「エレガンス」を意識したものです。そしてそれと同時に、私らしくありたいという思いがあ りました。はっとさせるようなパールの纏い方ができていたらうれしいですね。今回の撮影で纏った 4m のスーパーロン グパールのネックレスのスタイリングは、長年の夢だったんです。「長いパールをぐるぐるに巻きたいわ」と昔から言ってい たの(笑)。その念願叶って、幸せな時間でした。衣装は、私物と今季のレディトゥウエアをミックスしたもの。タート ルネックのトップとパフスリーブのドレスは私物です。
―夏木さんが初めてパールを身につけた記憶があるのはいつですか? ずいぶんと昔のことになりますが、おそらく母か祖母から指輪やネックレスを譲り受けたときが初めてだと思います。初め て自分でパールを買ったのは、1990 年に「遊学」として、半年間ニューヨークに住んでいたときのことです。
19 丁目に フリーマーケットがあって、そこでヴィンテージのパールネックレスに出会ったの。色々なものに埋もれていたのを発掘して ......まさに、奇跡の出会い。そのパールの粒はとても小さいのだけれど、首のラインに沿うようなもので、とても綺麗で した。
―ミキモトのパールが似合う女性とは、どんな女性だと思いますか? パールというと、一般的にはコンサバティブなジュエリーだという印象をお持ちになる方が多いと思いますが、ミキモトの ジュエリーのデザインには
アバンギャルドなものがたくさんあるんですよね。クラシックな美しさがありながら、どこか個性的 になれる。それがミキモトのパールの魅力だと思います。パールは、そのつけ方によっても、さまざまに個性を反映させて くれるでしょう? リングをひとつつけるにしても、薬指につけるのと、人さし指につけるのとでは全くスタイリングの印象が 変わりますものね。
千葉雄大スペシャルインタビュー
(Photos by:下村一喜)
―「パールは女性が身につけるもの」という先入観がまだまだ強いように感じられますが、千葉さんはどのようなイ メージをお持ちでしょうか? 僕には、「パールは女性だけのもの」という先入観は全くありませんでした。もともと友人のファッションデザイナーさんが コレクションでパールのスタイルを提案していたのを見て、素直に「あぁ、格好いいな」と思ったのが、自分でもパールを 楽しむようになったきっかけです。
―16 世紀のチューダー朝のイギリスでは、ヘンリー8 世がパールを愛用していたという記録が残っていますし、 宮廷人たちも片側の耳にパールのイヤリングをしていたそうです。 なるほど。だから歴史的に見ても、男性がパールを楽しむことは特別なことではないんですね。
―いま、一般的にいう男らしさとは何かという意識が変化しているように思われます。 たしかに男らしさという定義が変わったほうがいいと思うこともありますが、変わらなくてもいいのかなとも思います。それ よりも、ゆくゆくは男らしいという言葉がなくなればいいというのが僕の考えです。例えば筋骨隆々の体育会系の人が いてもいいし、しなやかに振る舞う人がいてもいい。だから男らしさが変わるというよりも、あらゆるタイプの男性が認め られる、そういった多様性のほうが大事だと考えています。
―実際、日常的に普段の生活でパールを身につけるようになって、ご感想はいかがでしょう。 僕は、パールはフォーマルな服装に似合うという思い込みがあって、今日もジャケットやスーツに合わせるんだろうと思 っていました。あるいはパーティなどのイベントで、ちょっとした非日常を演出する小道具としてパールを認識していまし た。でも実際に自分でも身につけるようになって、ラフな白い T シャツとデニムにパールを合わせてみたりすると、想像 していた以上に格好よかったです。自分の手持ちの洋服にも合わせてみましたが、ハードなライダーズジャケットにもフ ィットするし、フリンジのついたシャツに合わせてもかわいい。自分でつけるようになって、パールにはさまざまな装いにな じむ汎用性があることと、普段使いできることを実感しています。
―パールを楽しむときのポイントはありますか? 先ほどの男らしさの話にも通じますが、男性に似合うものというよりも、自分に似合うものを探すべきだと思います。
華 奢なデザインのものはやはり繊細なスタイルに似合う傾向がありますし、逆もまた真なりでしょう。
―本日の洋服とパールのコーディネイトについて伺います。まず最初のコーディネイトですが、黒いシャツと襟なし のジャケットに「ミキモト コム デ ギャルソン」のネックレスを3本重ねづけしています。 これはもう、僕のイメージ通りのコーディネイトですね。まさに、こういう組み合わせでパールを楽しみたいと思っていまし た。
―次は、黒いシャツに約 4m のロングネックレスを何重にも巻いています。 この長いネックレスは憧れのパール使いですね。いつかは、パールをこういう風に身につけてみたいと思いました。もうひ とつ、初めてパールのリングとブレスレットをつけさせていただいたのですが、すごくきれいで気分が高揚しました。次に買 うとしたらリングとブレスレットだな、と心に決めました。
【撮影コンセプト】 様々なスタイリングでパールを身に纏い、大人のムードを醸し出す千葉さん。 時代や性別を超えて愛されるパールのボーダーレスな魅力を遊び心のあるスタイリングで表現します。
ジャケットスタイルにパールを合わせドレッシーなスタイルにしたり、いつものスタイルにパワーアイテムとしてパールを取り 入れたり。シンプルな装いでも、クラス感アップするパールの魅力を紹介します。