現在、北海道を拠点に活動するDischarming manが、メンバーチェンジを経て約5年半ぶりとなる4thアルバム『POLE & AURORA』をリリースすることを発表した。 本作はGEZAN主宰のレーベル《十三月》から12月23日(水)にリリースされ、現体制では初のフルアルバムとなる。
リリースにあたり、ボーカルの蛯名啓太は「生きてるうちにこの作品をつくれてよかった。2020年のぼくらと、みんなのこれからの話です」とコメントを寄せている。 Discharming manの現メンバーは、蛯名啓太(ボーカル)、橋詰俊博(ギター)、俵谷恭子(ベース)、西野みちか(ドラム)。 2004年12月に解散したキウイロールの蛯名が札幌へ帰郷した後、2005年春頃に「しっかりと歌を届けられる曲を」という目的で活動を開始した。 当初はソロ編成での活動だったが、次第にバンド編成へ移行。蛯名が運営する自主レーベル5Bやtrafficなどから数々の作品をリリースしてきた。 故・吉村秀樹(bloodthirsty butchers)がギターとして在籍した時期を経て、2016年10月には中尾憲太郎(cryptcity)監修による7インチEP『ダメージド / マイウォー』をリリース。 2019年3月をもってほぼオリジナルメンバーとして十数年活動した野川顕史が脱退し、2019年6月に西野みちかをドラマーに迎えて現在に至る。 誰もがコロナ禍に右往左往した激動の2020年の終わりに放たれる『POLE & AURORA』、「単なるエモやハードコアでは形容することを許さない、轟音の中に咲いた静寂と、透明さの中でうねるノイズが蛯名の祈りと共に放たれる新しい種類の希望」と評されるだけに期待が高まる。
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