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株式会社大和書房は『ぜんぶ体型のせいにするのをやめてみた。 』(竹井 夢子 著)を2021年6月26日に発売。
インスタグラムでフォロワー12万人のダイエット系インフルエンサー“プー子”こと著者である竹井夢子の初著書『ぜんぶ体型のせいにするのをやめてみた。 』。 しかし本書は痩せるためのノウハウを詰め込んだダイエット本ではない。 「痩せる=きれい」という呪縛に絡めとられた一人の女性の話である。 そしてそれは誰しもが陥る危険があるダイエットの光と影の話である。

「ちょっとふっくらした?」という何気ない一言

インスタフォロワー12万人ダイエット系インフルエンサー初著書『ぜんぶ体型のせいにするのをやめてみた。』!
もともと感じていた体型コンプレックス。
何気ない友人の一言によって、 それが常に頭から離れなくなる。 そして「痩せればみんなうまくいく」とダイエットを始めるのだが、 彼女のダイエットは精神を蝕む過酷なものとなってしまう。 ダイエットを開始し2か月でマイナス9kgを達成。 成功秘話をインスタグラムで発信するとあっという間にフォロワーが10万人を超える。 さらに企業からダイエット案件でオファーも入り、 ダイエット系インフルエンサーの地位を得る。 しかしそれが彼女をさらに追い詰めていく。
インスタフォロワー12万人ダイエット系インフルエンサー初著書『ぜんぶ体型のせいにするのをやめてみた。』!
インスタフォロワー12万人ダイエット系インフルエンサー初著書『ぜんぶ体型のせいにするのをやめてみた。』!
痩せることでしか自分を肯定できない状況まで陥った竹井。 「痩せたい」という気持ちばかりにとらわれて家族やパートナーという大切な存在も蔑ろにし、 結局は自分自身を心身ともに傷つけていたことに気付く。 それからダイエット系インフルエンサー“プー子”をやめることにした。 SNSで女性たちは痩せたことを声高に投稿し、 「いいね」という形で承認欲求を満たしている。 「瘦せる=美しい」という呪縛はこの社会からなかなか消えない。 彼女の体験は決して極端な例ではなく、 誰しもが陥る可能性がある。
本書はそれに警鐘を鳴らす一冊。