時には刑事だったり、 あるいは町工場の社長だったり、 さらには時代劇の老中だったりと、 さまざまな役柄を演じてきたベテラン俳優の國村準。 どんな役にも共通するのは、 黙して語る、 すなわち、 背中で役柄の人生を感じさせるような説得力のある演技だ。
ところが、 その國村が、 雑誌「ENGINE」9・10月合併号(7月26日発売)の人気連載「わが人生のクルマのクルマ。 」では、 画面とはまるで違った饒舌ぶりを見せている。 実は國村、 小学校時代からクルマ専門誌を愛読していたほどのクルマ好きだというのである。 その愛車遍歴はというと……。 國村がクルマ好きになったきっかけは小学校4年生の時、 近所のガソリン・スタンドでホンダS600を目撃したことだったという。 なんて綺麗なクルマだろう、 と感激し、 やがてクルマ専門誌まで読み漁るようになり、 ついにはエンジニアを目指して機械工学の高等専門学校に入るに至る。 ところが、 そこが自分の思っていたのと違う世界であることに気づいてドロップ・アウト。 友人に、 とある劇団が研究生を募集していることを聞いて受験したことが、 現在の仕事に結びついたのだとか。
國村準が雑誌「ENGINE」に登場、愛するクルマたちについて大いに語る!
それはともかくクルマ遍歴はというと、 免許を取って初めて買ったのがスズキ・ジムニー。 その後、 年月を経て、 初めて買ったガイシャは、 なんと「ENGINE」誌の記事を見て、 V6サウンドが魅力のアルファ・ロメオ156を購入したのだという。 さらにシルキーなストレート6を搭載するBMWのZ4クーペなどを経て、 たどり着いたのがナロー・ボルシェ。 これまた、 「ENGINE」誌のスズキ前編集長の紹介で1969年型のポルシェ911Sを手に入れる。
さらにポルシェ356も入手して、 クラシック・ポルシェ2台持ちのクルマ・ライフを満喫していたという。 そんな國村が最近356を手放して、 ガレージに加えたのが現行型のアルピーヌA110。 実は、 かつてのルノー・アルピーヌA110こそが、 ナロー・ポルシェと並ぶ國村にとっての“クルマのクルマ”(特別なクルマ)で、 どうやらそれを夢に描いてのことらしい。 撮影用に編集部が借り出したブルーのルノー・アルピーヌA110を見つめる國村の背中が、 多くのことを語っていた。
國村準が雑誌「ENGINE」に登場、愛するクルマたちについて大いに語る!
そのほか、 雑誌「ENGINE」9・10月号の巻頭特集には、 「2021年版エンジン・ホット100」を掲載。 「いま・ここ」で買えるすべてのクルマの中から、 ジャーナリスト43人が身銭を切ってでも買いたいか、 これは絶対オススメというクルマを選び、 それを1位から100位までランキングしている。 その1位に輝いたのは、 なんと國村も大好きなあのクルマだ。 また、 国内試乗のエンジン・ロードテスト・スペシャルには、 フェラーリ初のシリーズ生産のハイブリッド・スポーツカー、 SF90ストラダーレと、 初のミドシップに生まれ変わった新型シボレー・コルベットというもっか大注目の2台のスーパースポーツカーが登場している。 見どころ、 読みどころ満載の雑誌「ENGINE」9・10月合併号 をお見逃しなく。
國村準が雑誌「ENGINE」に登場、愛するクルマたちについて大いに語る!
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