アメリカで最も影響力を持つ音楽メディア、そして辛辣なレビューでも知られるピッチフォークで春ねむりのニューアルバム『春火燎原』が8.0点の高得点を獲得した。 ピッチフォークで批評対象となる邦楽作品自体が珍しく、過去を遡っても数えるほどしかいないため、宇多田ヒカル『BADモード』が取り上げられた際も大きく話題になったのは記憶に新しい。
そのピッチフォークが、4月22日にリリースした春ねむりの『春火燎原』に「8.0」という異例の高得点を与え、「9 Albums Out This Week You Should Listen to Now」(今週聴くべき9枚のアルバム)にも選出した。

春ねむりの新作『春火燎原』が米メディアPitchforkで8...の画像はこちら >>

全曲のトラックプロデュースを自ら手掛けることで純度を高め、唯一無二の作家性を確立した『春火燎原』は、間違いなく彼女のキャリア史上最高傑作となった。 春ねむり が先月行なった北米ツアーではピッチフォークの本拠地であるシカゴ公演も開催。今回、そのシカゴでのパフォーマンスから同新作収録のナンバー「森が燃えているのは」のショート・クリップビデオが公開された。 渡航が途絶えていた2年間のあいだに制作した『春火燎原』は、ピッチフォークを筆頭に、国内外から絶賛のレビューが続々と到着している。 アメリカ最大の音楽評価サイト“RATE YOUR MUSIC”では現在世界11位にランクインしている。 世界で通用する20年代のジェイポップここに極まれりな作品を携え、春ねむりの世界進出はますます加速していく。 ▼Pitcfork「HARU NEMURI - SHUNKA RYOUGEN ▼RATE YOUR MUSIC「HARU NEMURI - SHUNKA RYOUGEN
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