沖縄は宜野湾市にあるバー「南国の夜」に夜な夜な集う音楽好事家集団「トロッピックナイトレコード」の企画で2018年に発売され、即完売となった山屋清の「琉球 RYUKYU」アナログ7インチの全国流通盤が5月25日に発売される。 原信夫とシャープス&フラッツ出身の作編曲家、山屋清が1970年代に手がけた一連の民謡クロスオーバー作品から沖縄関連曲を厳選収録したこのシングル・レコードは、ほぼ沖縄限定での流通だったにもかかわらず、発売後すぐに完売し話題となった。
以降、同年にMUROセレクトによる7インチ「Japanese Traditional Melodies」がリリース、2021年には「琉球」「津軽・恐山」「虚無僧の世界」のLPが次々とリイシュー、今年1月には山屋清ワークスのコンピレーション・アルバム『Wamono Groove: Shakuhachi & Koto Jazz Funk '76』がフランスのレーベル180gより発売されるなど、山屋清の再評価は世界的なものとなっている。 このムーヴメントの端緒となったこの貴重な7インチのニュー・ジャケットでの全国流通盤は、和ジャズ&レア・グルーヴ・ファンにとって待望のリリースとなる。作品の詳細はこちら。

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